
- 全5回
ドラッグストア勢力拡大の裏側
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- 第1回
- 2019.07.16
コンビニを侵食 ドラッグストアは‟小売りの王者”になれるか ここ数カ月、ドラッグストア大手のココカラファインを巡るマツモトキヨシとスギ薬局の激しい争奪戦が話題を呼んでいる。背景にあるのは、スーパーやコンビニの市場を侵食し、地方で勢力拡大を続けるメガドラッグチェーンの首都圏攻勢だ。激変するドラッグストア業界の実力と将来性を、5回にわたって特集する。 -
- 第2回
- 2019.07.16
アオキ、コスモス…首都圏へ進撃する地方ドラックストア実踏調査 出店エリアを拡大し、勢力を広げる地方発ドラッグチェーンが急増している。特に、新興勢力が続々と参入する首都圏は競争が過熱。北陸からは生鮮食品に強い「クスリのアオキ」、九州からは激安PBで席巻する「コスモス薬品」など、個性派チェーンが進撃を始めている。その実力を探るべく、店舗に潜入した。 -
- 第3回
- 2019.07.17
ウエルシア快進撃の真実 「コンビニ化」に隠された本当の強み 2017年、ドラッグストアチェーンの売上高トップが22年ぶりに入れ替わった。長らく君臨していたマツモトキヨシを抜いたのが、ウエルシアだ。19年春の決算では北海道が拠点のツルハに僅差で抜かれたものの、4年連続で過去最高益を更新する快進撃を続ける。第3回ではウエルシアの強さの源泉は何か、ひもといた。 -
- 第4回
- 2019.07.18
首位陥落でもマツキヨ最高益 斬新PBが続々生まれるカラクリ 2016年度の売上高で、22年ぶりに業界首位から陥落したマツモトキヨシ。だが、19年3月期連結決算では、売上高が2期連続過去最高、営業利益は4期連続過去最高を更新するなど、驚異の成長を遂げている。その原動力がヒットを続々生み出すPB。地方発チェーンの関東進行にどう戦うか、第4回はマツキヨの秘策を探った。 -
- 第5回
- 2019.07.19
九州の急成長株コスモス&イレブンに見るドラッグストアの勝算 ここ数年、売上高で年率10%以上の伸びを続け、業界3位に浮上してきたコスモス薬品。同社を生んだ九州は、ドラッグストア激戦区の1つだ。一方、コスモスとは正反対の戦略で勝ち残ってきたのがドラッグイレブン。首都圏への進出を始めた両社の戦略から、あらゆる小売りがドラッグストアに席巻される未来が見えてきた。