※日経エンタテインメント! 2019年7月号の記事を再構成
男優編でもともと強いジャニーズだが、今年は初の1位となった相葉雅紀ら嵐が上位を独占。その中に食い込んだのが、映画で存在感を見せた大泉洋。ムロツヨシもドラマの好演が光った。
嵐の休止発表後、初のタレントパワー調査となる今回は、初の1位を獲得した相葉雅紀を筆頭に1~3位を独占など、トップ10に全員が入る結果となった。
近年4~7位をキープしていた相葉雅紀は、18年10月期に連ドラ『僕とシッポと神楽坂』で主演。また、嵐が『熱闘甲子園』のテーマ曲を担当するなか、『熱闘甲子園』の番組MCを担当。単独のCMも増やすなど、ソロでのタレントパワーを順調に伸ばした。
2位以降も嵐のメンバーが僅差で並ぶが、その間の4位に割り込んできたのは大泉洋。18年は映画『恋は雨上がりのように』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の2本に主演し、第23回日本インターネット映画大賞の日本映画主演男優賞を受賞。また同年からNHKの音楽番組『SONGS』の“番組の顔”を務めるなど、そのブランド価値は今も順調に上がっているようだ。また、7位はムロツヨシ。昨年5位から2ランクダウンだが、嵐以外では大泉に次ぐ高位置に付けた。軽度認知障害を患った妻を支える夫を熱演して話題になった『大恋愛~僕を忘れる君と』が放送された18年10月期にスコアが大幅アップ。7月期は古田新太とのW主演で『Iターン』に主演することも決定している。
今回初めてトップ30にランクインした男優陣も気になるところ。まず14位には滝沢秀明の名前が。昨年末の芸能界引退までメディアの露出が高まった。また、1月期のWOWOWドラマ『孤高のメス』では、様々な圧力やしがらみに屈せずに志を貫く外科医を好演。さらに、初の総合トップ100入りを果たした小泉孝太郎が、男優部門でも初のトップ30入りとなった。
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