※日経エンタテインメント! 2019年7月号の記事を再構成
日経エンタテインメント!の「タレントパワーランキング2019」。特集2回目は「急上昇ランキング」だ。人気連ドラ主題歌を『紅白』で歌った米津が1位に。俳優は『3年A組』や『半分、青い。』出演者が躍進した。
前年の調査から「タレントパワースコア」を一気に伸ばした人たちがいる。それをランキング化したのが、下の表「急上昇TOP30」だ。「総合TOP100」にはまだ届かない人も多いが、1年で認知度と関心度が大幅にアップした、旬の顔ぶれが分かる。

今回の調査では、スコアを23.7ポイント伸ばし、総合でも43位に入った米津玄師が圧倒的な強さを見せて1位となった。平均視聴率11.1%を獲得し、高く評価された連ドラ『アンナチュラル』の主題歌『Lemon』が、CDで55万枚、配信で262万ダウンロードの大ヒット。18年末の『NHK紅白歌合戦』への出演により、もともと高かった関心度に加えて、認知度が大きく上昇したことがスコアを押し上げた。アーティストではほかに、今年1月に『一緒にいこう』がauの三太郎シリーズのCMソングになったGReeeeNが8位にランクインした。

2位には、18.3ポイントスコアが伸びたチョコレートプラネットが続いた。14年にキングオブコントで準優勝するなど、実力派コント師として知られていたが、松尾駿のIKKOモノマネがブレイクスルーになった。『ウチのガヤがすみません!』(日テレ系)などバラエティに引っ張りだこになり、この1年で認知度が大幅にアップ。リズムに合わせて世の中にある「T」の文字を探す新ネタ「TT兄弟」も誕生し、12月には東映&ティ・ジョイとコラボして、映画界を盛り上げる応援団長として劇場CMに起用された。

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