31位~50位 大坂なおみが初登場 引退の滝沢が50位に

 31位から50位を見ると、芸人では31位のイモトアヤコと、44位の若林正恭が大きく順位を上げた。イモトは18年10月期の『下町ロケット』、19年1月期の『家売るオンナの逆襲』に女優として立て続けに出演。若林はエッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』が斎藤茂太賞に選ばれており、2人とも芸人以外での活動にも光が当たった。スポーツ選手では、メジャーリーガーとなった大谷翔平が32位、ブリスベン国際で3年ぶりにツアー大会で優勝した錦織圭が46位。日本人選手として初めて全米オープンで優勝したテニス選手の大坂なおみは、初登場で48位にランクインした。

「タレントパワーランキング2019」発表 総合トップは初の芸人(画像)

 アーティストでは、18年1月期連ドラ『アンナチュラル』主題歌の『Lemon』がCDで55万枚、配信で262万ダウンロードを超えるヒット(5月中旬)となった米津玄師が、怒涛のランクアップで43位に。そして、18年いっぱいで芸能活動を引退し、19年からは後輩のプロデュースと育成に専念している滝沢秀明が、191位から一気に順位を上げて50位に。

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51位~100位 芸歴18~19年の小泉と戸田が躍進

 51位から100位では、アナウンサーの安住紳一郎が大きく順位を上げて51位に。ラジオで後輩のことを語って涙するなど、人間味のあふれる姿が共感を呼んだ。芸人では、18年4月に向田邦子賞を受賞したバカリズムが58位に、MCを務める『チコちゃんに叱られる!』が何度も高視聴率を取るヒットバラエティとなった岡村隆史が68位へと大幅アップ。『24時間テレビ』でチャリティーマラソンを完走したみやぞんは98位で、初めてトップ100に滑り込んだ。

 男優では小泉孝太郎が151位から73位、佐藤健が202位から88位へとジャンプアップした。小泉は18年4月期の『ブラックペアン』、19年1月期の『グッドワイフ』と、大人の視聴者から支持を得ているTBSの「日曜劇場」の2作に出演。佐藤はNHKの朝ドラ『半分、青い。』と、『義母と娘のブルース』というヒットドラマ2作を主要キャストとして引っ張った。

「タレントパワーランキング2019」発表 総合トップは初の芸人(画像)

 女優では、戸田恵梨香が80位にランクイン。18年10月期の『大恋愛』が放送を重ねるごとに評判となり、スコアを押し上げた。

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98位のみやぞんは17年8月、99位の宇野昌磨は17年5月より調査対象に追加
98位のみやぞんは17年8月、99位の宇野昌磨は17年5月より調査対象に追加
グラフは3カ月ごとのパワースコアの推移。本文中の視聴率はビデオリサーチ関東地区のデータ。平均視聴率は編集部調べ。

(文/内藤悦子)

調査方法/ランキング作成方法
調査概要:アーキテクト「タレントパワーランキング」調査(株式会社アーキテクト)からデータを入手
調査方法:FAX・WEB調査
実施時期:年4回(2月・5月・8月・11月)
調査地域:東京・千葉・埼玉・神奈川
調査対象:タレントを一部入れ替えながら毎回約1200組を調査
回答者:アーキテクトの登録モニターより4400人を抽出(調査タレントを4グループに分割。10歳から59歳まで5歳きざみで男女それぞれ50人を抽出。60代は男女それぞれ50人抽出)。

タレントに関する質問項目
A.各タレントの認知について、次の3段階からひとつ選択してもらった。
①名前も顔も知っている ②名前は知っているが、顔は思い浮かばない ③このタレントを知らない
B.設問「A」で「①名前も顔も知っている」と回答したタレントに対して、「そのタレントがテレビ・映画・雑誌・DVDなどに出ていると関心があるか(見たい・聴きたい・知りたい)」を、次の4段階からひとつ選択してもらった。
①とても見たい・聴きたい・知りたい ②見たい・聴きたい・知りたい
③見たくない・聴きたくない・知りたくない ④まったく見たくない・聴きたくない・知りたくない

認知度、関心度、タレントパワースコアの算出方法
認知度:質問Aで、「①名前も顔も知っている」と回答した人の割合(%)。
関心度:質問Bで、「①とても見たい・聴きたい・知りたい」か「②見たい・聴きたい・知りたい」と回答した人の合計値(%)。算出母数は質問Aで「①名前も顔も知っている」と回答した人の数。

タレントパワースコア:「認知度」と「関心度」を掛け合わせた値。そのタレントに、どれだけの人たちが引きつけられているか、「人気度」を示す指数。タレントが人々を引きつける力(=タレントパワー)の指標とした。具体的には、「認知度」に「関心度」の加重ポイント(「①とても見たい・聴きたい・知りたい」に「②見たい・聴きたい・知りたい」の1/3を加えた合計値)を乗じて算出した。

※ 上記方法で算出した18年2月時点でのデータを2018年版、17年2月時点でのデータを2017年版としている。タレントパワースコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めてつけた。


今月号の誌面で発表した「タレントパワーランキング」の全データは、この調査を3カ月に1度実施しているアーキテクト社が、ウェブで見られる「2019年タレントパワーランキングWeb版」として有料で提供しています。
【問い合わせ先】株式会社アーキテクト TEL:03-6888-3333 佐藤章秀(平日10~18時受付)
http://www.talentsearch.jp/