
- 全12回
JリーグビジネスNo.1決定戦
-
- 第1回
- 2019.06.17
Jリーグ55クラブのビジネス力をランキング 2位は鹿島、1位は? Jリーグが盛り上がっている。強豪クラブはなぜ“強い”のか、本連載ではビジネス面から徹底解剖。集客力や売上高など8つのポイントからJ1、J2、J3、全55クラブのビジネスマネジメント力をランキング化した。浦和、鹿島、横浜FM……ビッグクラブが“強い”ワケを、各クラブの最新戦略からひもとく。 -
- 第2回
- 2019.06.18
「ビジネス力」1位の浦和レッズ “怖いファン”を逆手に席割改革 熱狂的なファンがスタジアムを真っ赤に染める──。浦和レッズを象徴するのが、分厚いファン層。入場者数は13年連続で1位を記録し、本連載のビジネスマネジメント力ランキングでも1位に輝いた。そんなレッズが新規ファンの獲得を含め、集客力アップの策として打ち出したのが“二兎を追う”席割改革だ。“怖いファン”を逆手に取った戦略とは。 -
- 第3回
- 2019.06.19
鹿島は「ビジネス力」で2位に 地方で70億円超を稼ぐワケ J1優勝8回、史上初の3連覇、前人未到の20冠……常勝軍団の鹿島アントラーズはビジネスマネジメント力ランキングで2位に入った。スタジアムの立地が圧倒的に悪いにもかかわらず、18年度の売上高は70億円超え。その裏には、一歩先んじた戦略があった。4本目の柱として打ち立てた「スタジアムビジネス」の中身を探る。 -
- 第4回
- 2019.06.20
横浜FMは「ビジネス力」3位 “本拠地併用問題”を変動制料金で解決 ビジネスマネジメントランキングで3位に入った横浜F・マリノス。J1で戦い続け、2003、04年には連覇も成し遂げた。しかし、7万人超えの巨大と最小クラス、2つのスタジアムを併用し、集客に悩みを抱える。そこで導入したのが、売れ行きに応じて料金を変動させる「ダイナミックプライシング」だった。 -
- 第5回
- 2019.06.24
「ビジネス力」4位の川崎フロンターレ 中村憲剛にインタビュー J1に定着しながらタイトルに恵まれなかった川崎フロンターレだが、2017、18年にはJ1連覇を達成。ビジネスマネジメントランキングでは4位に入る。その源泉には、9年連続1位を獲得している「地域貢献度」があった。 -
- 第6回
- 2019.06.25
「経営者」となった2人のW杯戦士 “野人”岡野とセレッソ森島 初のW杯出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」で決勝点を叩きこんだ“野人”岡野雅行と、クラブ一筋を貫いた“ミスターセレッソ”森島寛晃。かつてのW杯戦士の2人は今、クラブのマネジメントに奔走中だ。なぜ経営者の道を歩むことになったのか。同級生同士がJリーグビジネスをとことん語り合った。 -
- 第7回
- 2019.06.26
Jリーグ村井チェアマンの経営改革 デジタル戦略を重点の一つに 5年前の2倍以上に事業規模が拡大しているJリーグ。5代目チェアマンの村井満氏は、2014年の就任直後から経営改革に着手したという。重点的に当たった改革の一つが、デジタル戦略だった。これまでの取り組みに加え、30年までにJ1収容率80%を目指すという展望を聞いた。 -
- 第8回
- 2019.06.27
デジタル戦略、アジア展開…Jリーグ躍進を支える陰の立役者 Jリーグの隆盛を陰で支える、各クラブを横断した取り組みがある。「デジタル戦略」「映像コンテンツ」「アジア展開」──。3人のキーマンに、最新動向を聞いた。 -
- 第9回
- 2019.07.01
入場者数を増やす名古屋グランパス デジタルでファンを可視化 2017年に一度はJ2に降格しながらも、入場者数を増やし続けている名古屋グランパス。その裏には、顧客IDの登録推進と、デジタル8割超というチケット販売、それを生かしたメルマガでの集客戦略があった。ビジネスマネジメント力ランキングでは、調査が降格時のタイミングだったため、J2で1位だった。 -
- 第10回
- 2019.07.02
業績急上昇のコンサドーレ札幌 起爆剤はタイのスター選手獲得 北海道コンサドーレ札幌がチーム成績と業績を伸ばしている。2017年以降チームはJ1に定着し、18年4位。18年度の売上高は、3年前に比べて約2.1倍にアップしている。経営面で劇的な成長をもたらしたのがアジア戦略。その起爆剤となったのは、タイのスター選手・チャナティップの獲得だった。 -
- 第11回
- 2019.07.03
V・ファーレン長崎はジャパネット流で再建 新スタジアム構想も 2018年にJ1に昇格したものの、19年はJ2からの再スタートとなったV・ファーレン長崎。一方、17年からジャパネットホールディングスが親会社となり、経営状況は劇的に改善した。新社長の髙田明氏は、自ら広告塔となって営業活動やファンサービスに奔走。長崎駅から徒歩圏内に新スタジアムを建設する準備も進めている。 -
- 第12回
- 2019.07.04
喫茶店発の草の根クラブ・松本山雅FC スポンサーは600社以上 喫茶店に集まるサッカー好きが結成した団体が前身で、2012年にJ2初参戦した3年後にはJ1昇格──。スポンサーも地元企業が増え続け、現在は670社を数える。一つ一つは小口ながら、18年度の売上高は過去最高を記録し、9年連続で営業黒字を達成。集客に貢献する場外グルメには地元の店が協力する。