
- 全7回
ミラノサローネ2019
-
- 第1回
- 2019.05.13
全長6メートル超のソファとテーブル ミラノを驚かせた日本の技 2019年4月に開催された「ミラノサローネ」と「ミラノデザインウィーク」。世界が注目するイベントで、独自の技術や素材を前面に出し、趣向を凝らした展示で存在感を示した日本企業を振り返る。第1回は家具メーカーのマルニ木工。米アップルの新社屋に製品が採用され、評価が上がっている。 -
- 第2回
- 2019.05.14
ソニーとヤマハ、得意技術が生み出す唯一無二の「体験」 118年に、ミラノデザインウィークに出展して多方面で話題を呼んだソニー。単独では11年ぶりの出展となったヤマハ。対照的な2社だが、独自の技術による新しい「体験」をお披露目した点で共通していた。製品化に即つなげるというより、インハウスデザイナーの発想力を引き出すといった狙いがありそうだ。 -
- 第3回
- 2019.05.15
ミラノデザインウィーク初挑戦 最新技術・職人技で顧客開拓狙う 大日本印刷と、ドアハンドルメーカーのユニオン(大阪・西区)。どちらもミラノデザインウィークに初出展。デザインの切り口で海外へ売り込む、世界の建築家たちと共同でものづくりをする足がかりをつくるといった狙いで、日本の美意識とともに自社の技術や職人の技を存分にアピールし、存在感を示した。 -
- 第4回
- 2019.05.16
AGCは技術を訴求、セイコーウオッチは情緒的に世界観を伝える ミラノデザインウィークはブランディングの場であり、新規客を開拓する場でもある。参加企業の狙いによって展示内容も変わってくる。ニトムズやAGCが自社の商品、技術の可能性をアピールしたのに対し、セイコーウオッチは技術の裏にある情緒的な要素を伝えることに注力していた。 -
- 第5回
- 2019.05.17
ミラノサローネを飛躍台に 世界を目指す日本メーカーの存在感 カリモク家具やリッツウェルは、いわゆる大企業ではない。だが、以前から「世界」への進出を目指し、その足掛かりとして「ミラノサローネ」への出展を続けてきた。今では常連の一角を占め、国際的評価も上がっている。 -
- 第6回
- 2019.06.06
ミラノ注目の日本人デザイナー TAKT PROJECT、海外初の大型個展 2019年の「ミラノデザインウィーク」には、日本人デザイナーも参加した。個展を開いて独自の世界観を提示したり、企業とのコラボレーションで新作を発表したり──。ミラノで注目を浴びた日本人デザイナーの活躍をお伝えする。 -
- 第7回
- 2019.06.07
nendo佐藤オオキ氏 ミラノで存在感、「必見」と言われた展示 2003年以来、継続的に「ミラノデザインウィーク」で個展を開催してきたnendo。新作デザインや自主制作によるコンセプト作品を、毎回別の会場と異なる手法で発表し、会期前から「必見」との話題を集めてきた。2019年も大規模な個展と並行して、メーカーの新作コレクションを多岐にわたり発表した。