全国的な緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルス感染拡大の企業活動への影響は大きく、予断を許さない状況が続いている。本連載でこれまで取材した企業に、ここまでの影響と対策、今後の展望についてアンケートを行った。

これまで取材した企業に、新型コロナウイルス感染拡大の影響についてアンケートを行った
これまで取材した企業に、新型コロナウイルス感染拡大の影響についてアンケートを行った
質問事項は以下の5つ

1.新型コロナウイルス感染拡大の影響は?
2.どんな対策を取りましたか
3. 対策の効果は?
4.いつごろまで影響が続くと考えていますか
5.新型コロナウイルスの感染拡大によって、今後市場や業態の変化があると考えていますか

 アンケートに運輸(銚子電鉄)、飲食(ゆで太郎)、家電メーカー(ライソン)の各業態から様々な回答が寄せられた。まず大きな危機が訪れていたのは銚子電気鉄道(千葉県銚子市)だ。乗降客数は90%以上マイナス、通学定期客は0人。観光客の減少で土産のぬれ煎餅も売れず……と危機的状況だが、そこをどう乗り切ろうとしているのか。

 関東エリアを中心に「江戸切りそば ゆで太郎」のFC展開を手掛けるゆで太郎システム(東京・品川)は売り上げが大きく落ち込む中、営業時間変更や衛生管理対策を行い、加盟店への支援策も次々と打ち出している。どんな支援策でこの危機を乗り切ろうというのか。

 家電メーカーのライソン(大阪府東大阪市)は、巣ごもり需要で売り上げが大きく伸びている。調理家電では、例年なら6月から売れ始める製品が大型連休中から売れ行き好調、おひとり様向けの製品も人気など、生産計画を前倒しするほどだという。除菌関連の機器も人気で、今後の除菌需要を狙う考えだ。

 詳しくは次のページから見ていきたい