失敗したほうが商品は良くなる

小口: プレスリリースには、ショッピングセンターにまず10店舗、さらに100店舗展開するとあります。

土屋: 11月1日に路面店の川崎中野島店、11月22日にららぽーと富士見店を開店します。3年以内にグレード感のあるショッピングセンターに20店舗、路面店で80店舗を出店していきます。

小口: ずばり勝算は? 

土屋: 市場はありますから、まずは勝負できるかを見たい。逆にできるまで、商品を改善していきます。こけたら商品部を全部集めて反省会をやる。そうすれば良い商品になる。1年目から受けちゃうと社員が勉強しませんから。

【意識低いポイント】「うちも、そろそろブランド名を登録しようと」
頭でこねくり回した価値観を押しつけるようなブランディングが多い中、肌感覚で商売をして、そこで人気が出た商品をブランド化する。ブランディングのセオリー的にはダメなのだろうが、意識低い系マーケティング的には実に素敵な話。
あったか帽子は299円より
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吸湿発熱機能を備えた長袖シャツは980円。真冬の通勤にも重宝しそう
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中綿入りで暖かく、4cm防水の防寒ブーツ「ケベック」1900円
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アウトドアや家庭菜園で便利そうな「フィールドブーツ ガーデン」。軽量で防水。1500円
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消臭ソックスやテーピング効果のある靴下。値段は3足セット
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アンダーウェアもそろう
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当記事は日経トレンディネットに連載していたものを再掲載しました。初出は2018年9月27日です。記事の内容は執筆時点の情報に基づいています


全編コロナ後書き下ろし!
「ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか」(2020年6月29日発売)
酒井大輔著、日経BP、1760円

 既存店と同じ商品を扱いながら、売り方を変えただけで2倍売れた!衝撃の新業態「ワークマンプラス」誕生から2年近く。消費増税も、新型コロナ禍も物ともせず、2桁成長を続けるワークマンの強さの秘密に迫りました。

 主人公は、商社からやってきた1人の男。作業服専門店が、なぜ今をときめくアパレルショップになれたのか。客層を大きく拡大できたのはなぜなのか。実は水面下で、緻密かつ計算され尽くした戦略がありました。組織が躍動し、変わっていく姿を、物語仕立てで克明に描写。本邦初公開の情報も余すことなく盛り込みました。ワークマンは新型コロナにどう立ち向かったのか。アフターコロナで何を仕掛けるのか。本書を読めばすべて分かります。新時代のリーダー像、成果を出すチームづくりの極意も見えてくるはずです。
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