「日本版MaaS」元年の歩き方
全12回

「日本版MaaS」元年の歩き方

新元号「令和」の始まりと時を同じくして、モビリティ革命「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」が胎動し始めた。東京急行電鉄とJR東日本が4月に始めた「Izuko(イズコ)」や、トヨタ自動車と西日本鉄道による「my route(マイルート)」など、先行するMaaS実証実験で見えてきた効果と課題は何か。また、ソフトバンクとトヨタの合弁会社、モネ・テクノロジーズ、共通データ基盤構造をぶち上げた小田急電鉄とヴァル研究所、“Suica経済圏”を目指すJR東日本など、データ・決済軸のMaaSプラットフォーム戦略を追う。その他、MaaSにおける新基軸の広告ビジネス、医療や小売りとの融合モデルの可能性など、うぶ声を上げた「日本版MaaS」を徹底取材する。(1)19年10月、日本初上陸! MaaSグローバルCEO独占インタビュー、(2)ダイムラーとBMWが強力タッグ 「REACH NOW」の世界戦略を直撃、などを予定。
  • 「MaaS元年」の幕開け 官民突き動かす「周回遅れ」の危機感
    第1回
    2019.05.13
    「MaaS元年」の幕開け 官民突き動かす「周回遅れ」の危機感
    鉄道、バス、タクシー、カーシェアなど、あらゆる交通手段をデジタルで統合し、シームレスな移動を実現する「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」。2018年から芽吹き始めたモビリティ革命に向けた取り組みが今、官民巻き込んで急ピッチで拡大している。令和元年の幕開けとともに、「日本版MaaS」の姿かたちが見え始めた。
  • 19年初上陸 MaaSグローバルCEOが語る日本戦略
    第2回
    2019.05.14
    19年初上陸 MaaSグローバルCEOが語る日本戦略
    MaaSの先駆者として知られるフィンランドのMaaSグローバル。同社は新たに三井不動産の出資を受け、19年中に首都圏でサービスの実証実験を始める計画という。4月中旬に来日していたCEOのサンポ・ヒエタネン氏に、日本総合研究所 創発戦略センターの井上岳一シニアマネジャーがインタビューを行い、MaaSの真実に迫った。トップランナーが語った、MaaSのあるべき姿とは?
  • MaaS=手数料モデルは大間違い 先駆者が語るビジネスの肝
    第3回
    2019.05.15
    MaaS=手数料モデルは大間違い 先駆者が語るビジネスの肝
    2019年中の日本上陸を表明したMaaSグローバルCEOのサンポ・ヒエタネン氏。先駆者はMaaSのビジネスモデルをどう描いているのか。日本総合研究所 創発戦略センターの井上岳一シニアマネジャーによるインタビューの後編をお届けする(前編は「19年初上陸 MaaSグローバルCEOが語る日本戦略」)。
  • MaaS、影の主役 ジョルダンやヴァル研、ナビタイムの勝負手
    第4回
    2019.05.15
    MaaS、影の主役 ジョルダンやヴァル研、ナビタイムの勝負手
    日本版MaaSの実現に向けて、経路検索サービス事業者が好機到来とみて息巻いている。磨き上げてきたノウハウを生かし、マイクロモビリティなど新しい移動手段も含めてドア・ツー・ドアで最適な経路をはじき出し、チケットの予約も実現。さらにレベル4も視野に入れた取り組みも活発になっている。
  • 電通がMaaS広告の特許出願 移動データで精度向上も残る課題
    第5回
    2019.05.16
    電通がMaaS広告の特許出願 移動データで精度向上も残る課題
    MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の普及は、広告ビジネスにも大きな影響をもたらす可能性が高い。いち早く動くのが電通だ。同社はMaaS時代の広告サービスに向けて特許を出願中。ディー・エヌ・エー(DeNA)は広告主が運賃を負担する0円タクシーを実現した。新たな取り組みが広がっている。
  • 相乗り解禁でチャンス? 鍵握る配車システム“日米両雄”の戦略
    第6回
    2019.05.17
    相乗り解禁でチャンス? 鍵握る配車システム“日米両雄”の戦略
    1台の車両を見知らぬ人同士でシェアする「相乗りタクシー」が2019年度にも、日本で解禁される方向となった。乗りたいときにすぐ呼べて、タクシーより安く移動できる。MaaSの本命となり得る新たな公共交通だ。その要となる配車システムを持つ日米の両雄が、早くも水面下で綱引きを繰り広げている。
  • トヨタ版MaaSアプリ 最新データで見えた福岡の「移動革命」
    第7回
    2019.05.27
    トヨタ版MaaSアプリ 最新データで見えた福岡の「移動革命」
    「MaaS元年」を迎えた日本のキープレーヤーの動きを追う本特集。第2部の筆頭は、トヨタ自動車と西日本鉄道が福岡で実証実験を行う、国内初の本格的なMaaSアプリ「my route(マイルート)」だ。スタートから約6カ月で見えてきた導入効果と課題とは?
  • 【速報】「小田急MaaS」全国へ JR九州、JALらが参画
    第8回
    2019.05.27
    【速報】「小田急MaaS」全国へ JR九州、JALらが参画
    小田急電鉄が、経路検索サービスのヴァル研究所の支援のもと開発しているMaaSの共通データ基盤「MaaS Japan(仮称)」。今回新たに、他の鉄道会社や航空会社、タクシー配車サービスを手掛ける5社の参画が決まった。複数の交通事業者がオープンに連携する枠組みが具体的に動き出し、「日本版MaaS」の実現が大きく前進する。
  • MaaSラストマイルの大本命 電動キックスクーターは普及するのか
    第9回
    2019.05.28
    MaaSラストマイルの大本命 電動キックスクーターは普及するのか
    バッテリーで自走する新しい2輪モビリティー「電動キックスケーター」の人気が海外で高まっている。自転車より気軽に乗れるうえ、安価なシェアリングサービスが世界各都市で急速に広がっているためだ。日本でもMaaSのファースト、ラストマイルの本命として、サービス提供を目指す動きが出てきている。
  • 小売りはMaaSでどう変わる? 先進フィンランドの新構想
    第10回
    2019.05.29
    小売りはMaaSでどう変わる? 先進フィンランドの新構想
    MaaS発祥の地であるフィンランドには、MaaSグローバル以外にも有力ベンチャーが存在する。その1つが、Kyyti(キーティ)。都市郊外や地方部を対象とした「Rural MaaS(ルーラル マース)」に取り組み、スーパーマーケットとコラボした「小売りMaaS」構想を持つユニークな企業だ。日本進出にも意欲を示すKyytiのMaaS戦略とは?
  • フィリップスも参戦 「医療・介護MaaS」 答えは群馬にあり
    第11回
    2019.05.30
    フィリップスも参戦 「医療・介護MaaS」 答えは群馬にあり
    タクシーより割安で、路線バスより機動力が高いオンデマンド型の乗り合い交通サービス。MaaSの要として期待される新交通だが、そもそも移動需要が少ない過疎地などで導入された場合、単体サービスとしての収益化は容易ではない。そこで浮上しているのが、ヘルスケア・介護分野と融合した新たなビジネスモデルだ。その中身とは?
  • 10月に「定額制MaaS」導入へ WILLER社長が明かす
    第12回
    2019.05.31
    10月に「定額制MaaS」導入へ WILLER社長が明かす
    高速バス大手のWILLER(ウィラー)が、移動革命の旗手になる。さまざまな移動手段を束ね、横断的に検索、予約、決済できるMaaSアプリを2019年7月に導入。19年10月には区域内を一定額で乗り放題とする定額制MaaSサービスに乗り出す。自動運転の商用化も見据える“革命児”が語る未来像とは。

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