
- 全5回
再配達撲滅 ネット通販「物流」革命
-
- 第1回
- 2019.05.27
宅配危機でEC激変 楽天は独自網「ワンデリバリー」に社運かける ネット通販が浸透する一方で、物流業界の慢性的な人手不足が拡大している。最大の要因は、受取人の不在による「再配達」が増えていること。ネット販売に関わるあらゆる企業にとって、宅配は顧客との重要な接点。ネット通販とラストワンマイルをめぐる物流変革の最前線を探る。 -
- 第2回
- 2019.05.28
アスクルが目指す24時間無人倉庫 人に迫る腕型ロボの吸着ハンド 注文すれば明日届く。消費者への約束をそのまま企業名としている企業がアスクルだ。個人向けネット通販「LOHACO」(ロハコ)では、1時間刻みで配達時間を指定できるサービスで再配達を低減している。搬送や商品ピックアップでロボットを活用し、将来は倉庫の無人化を目指す。 -
- 第3回
- 2019.05.29
ロコンドが培った自前物流 「誰でもオープン化」で眠り在庫削減 サイズ変更には配送料がかかりません――。2011年開始のファッションECサイト「LOCONDO.jp(ロコンド)」は、返品のしやすさで支持を集め、現在は年間取扱高91億円に成長した。一方で、自前で構築したプラットフォームをメーカーや店舗に貸し出すことで物流全体を効率化する仕組みを生み出している。 -
- 第4回
- 2019.05.30
ビックカメラもアマゾンも導入 棚を運ぶロボットが倉庫を救う 米アマゾン・ドット・コムが利用者数を増やす一方で、カメラ量販店もネット通販を拡充し、ポイントサービスや配送の速さで対抗している。ビックカメラは、大阪に新たな拠点を立ち上げ、棚の搬送ロボットを導入するなど、より早く届けるための物流インフラ強化に取り組んでいる。 -
- 第5回
- 2019.05.31
シュパッと畳めて場所を取らない宅配バッグ 玄関先で再配達防ぐ 都市部の新築マンションでは、いつでも荷物を受け取れる宅配ロッカーの設置が当たり前になりつつある。そうした設備がない住宅でも、ロッカー代わりに使える専用バッグを使ったサービスが登場してきた。顧客に付加価値を提供する販促の手段として、住宅会社などの注目を集めている。