実像に合ったキャラクターで社内認知も高めたい

 今回のCMで戸田を選んだ理由について、佐川急便の担当者はこう語る。

 「佐川では10年から働き方改革やダイバーシティー(多様性)を推進して女性社員比率30%を目標にするなど、多くの女性が活躍しています。実際のGOALの女性メンバーも、戸田さんと同世代の20代後半から30代前半が多いのです。そこで、社内の実像に沿った方にお願いしたいと考えました。しっかりとプレゼンテーションができる説得力、シャープさを兼ね備えている戸田さんはまさに適任でした」

 GOALには現在、約240人の佐川急便の社員がいる。元セールスドライバーを中心に外部の専門性の高い人材を登用し、現場の抱える問題解決に大いに役立っているという。全国に約3万人いる佐川急便正社員のセールスドライバーは担当エリアの顧客管理を一任され、彼らの情報を基に成約に至るケースも多い。今後もこの中からGOALのメンバーを増員していく考えだ。それには社内におけるGOALの認知度を高め、「いつかGOALで働きたい」との憧れを抱いてもらえるような存在にしたい。戸田を選んだ背景には、そんな意図もある。

 「戸田さんのプレゼンの姿には、社員としてお手本にしてほしいというメッセージも込められています」

キリっとした表情でプレゼンをする姿が印象的な戸田
キリっとした表情でプレゼンをする姿が印象的な戸田

 20年10月29日には、「SAGAWAなら、お応えできます」篇の放映も始まった。GOAL発足時には認知度が低く、顧客に十分なワン・ストップ・ソリューションを提供できずに受注を逃した案件もあった。だが、今ではグループ力を結集し、チーム内でグループ企業間の人材配置ローテーションを実施するなど、着々とレベルアップを図っている。戸田が放つイメージの力を最大限に引き出し、GOALの機能や役割を社内外に浸透させられれば、佐川急便が提供するソリューションビジネスに飛躍のチャンスが訪れそうだ。

「SAGAWAなら、お応えできます」篇