ちなみに、桑田が出演するCM以外にもWebを中心に企業CMを展開し、それぞれ明確にターゲットを設定している。国内で初めてのろう者のバス運転士・松山建也さんを起用したCMは、聴覚障害者に手話通訳サービスの存在を知ってもらうため、「安心にも安全にも格差があってはいけない」というメッセージを込めた。SOMPOホールディングスの「介護従事者にエールを」編では、介護従事者がターゲットとなっている。

動画「損保ジャパン企業CM『日本で初めてのろう者のバス運転士』編
「耳や言葉の不自由なお客さま専用手話通訳コールセンター」利用者数は、動画公開前の月と翌月では利用件数が約3倍に伸びた

誰よりも人生を楽しむトップアーティスト

 では、なぜ新しいブランドパートナーに桑田を起用したのか。

 「SOMPOホールディングスは、19年10月にブランドスローガンを変更し、同時に損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は『SOMPOひまわり生命保険』に、20年4月には損害保険ジャパン日本興亜から『損害保険ジャパン』に社名を変更した。ブランドスローガンの社内外への浸透と、お客さまの安心でいたい・安全でいたい・健康でいたいという根源的な思いに応え、ソリューションを提供し続け、お客さまに寄り添っていきたいという企業姿勢を伝えるためにパートナー契約を結んだ。

 桑田さん自身が誰よりも人生を楽しみ、時代を超えて日本中が認めるトップアーティストであり、40年以上にわたりチャレンジを続ける姿は他に類を見ない。『安心・安全・健康のテーマパーク』の実現を目指す当社のタレントとしてふさわしいと判断した」(久我氏)

 CMキャッチコピー「今日という日を、楽しむために。」から着想を得たCMソング『金目鯛の煮つけ』は桑田の書き下ろしで、コロナ禍で厳しい環境にある現在でも何気ない日常やささやかな幸せに感謝しながら、どんなときも笑顔で生きていきたいという、思いが込められている。

「腕まくり」編。曲名にもなった金目鯛の煮つけを作るシーン
「腕まくり」編。曲名にもなった金目鯛の煮つけを作るシーン

(写真提供/SOMPOホールディングス)