
- 全5回
中国で地歩を固める日本企業の戦略
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- 第1回
- 2019.04.08
パナソニックの中国家電事業が好調な理由 3年で売上高1.5倍へ 中国の家電・住設事業の売上高を3年で1.5倍にし、1兆円の大台に乗せる──。景気減速という逆風の中、パナソニックは2019年3月、野心的な目標をあえて掲げた。パナソニックの強気の根拠となっている、中国市場でのここ4年間の取り組みと、これからの方向性を、2回にわたって解説する。 -
- 第2回
- 2019.04.09
パナソニック中国現地トップに聞く チャイナスタイル経営の極意 パナソニックの家電事業が中国市場で復活した最大の理由は、経営の現地化を実施し、家電事業をチャイナスタイルで推し進めたことにある。パナソニックAPチャイナ総経理の呉亮(ウー・リアン)氏に、パナソニックの家電事業再生のための取り組みと、今後の成長の手立てについて、聞いた。 -
- 第3回
- 2019.04.10
衣料大手ストライプ 苦戦の中国は「新小売戦略」で巻き返し カジュアル衣料大手のストライプインターナショナル(岡山市)が、苦戦を強いられていた中国市場で2018年下期から事業を好転させている。現地法人トップに中国人を起用し、ECとリアル店舗を組み合わせた「新小売」戦略で着実に成果を出しつつある。同社の新小売戦略を2回にわたって追う。 -
- 第4回
- 2019.04.11
スマホで社内稟議 ストライプが中国で導入「電子決裁」の正体 ストライプインターナショナル(岡山市)が中国で推し進める新小売戦略は、顧客対応の改善だけにとどまらない。多くのデジタルツールを導入して従業員の働き方も大きく変革した。目指すのは、ECとの融合で通常の3倍の売り上げを達成できるリアル店舗のフォーマットを作り、中国の大都市にFC(フランチャイズ)展開することだ。 -
- 第5回
- 2019.04.12
日東紅茶が中国で人気 現地発売につなげた、SNSマーケ成功の一手 現地で売っていない自社商品が、中国で大人気を博したらどうするか──。そんな状況に直面した日東紅茶ブランドの粉末タイプ「ロイヤルミルクティー」の発売元、三井農林は、後追い対応を余儀なくされながら、現地向けマーケティングを展開して人気を維持し、19年下期に現地での商品発売にこぎつけた。