企業公式Twitterアカウントの「中の人」が運用の秘訣を語る本連載。キングジムの第1回は“お家芸”のアスキーアートを始めたきっかけについて、第2回は「中の人」に指名された経緯やコミュニケーションに注力する理由について説明した。第3回は、2014年末に社長賞を受賞したポイントについて語る。

「中の人」は“脇役”的存在でも主役級の社業への貢献が可能
「中の人」は“脇役”的存在でも主役級の社業への貢献が可能
今回のポイント
1.ツイートが話題になって取引先にも認知されると、営業活動が円滑に
2.熱心なファンが書く商品レビューが拡散されることで評判が高まる
3.企業間で積極的な交流をすると、双方のアカウントでフォロワーが増加

前回は、堅めの印象があったキングジムの企業イメージを、Twitter投稿を通じて、親しみやすく、ユニークな商品を開発する面白い企業の側面を知ってもらおうと、コミュニケーションに注力されてきたというお話でした。その努力が実って……

はい、「社長賞」なるものを受賞しまして……

社内からも公式Twitterアカウントの貢献が認められた瞬間
社内からも公式Twitterアカウントの貢献が認められた瞬間

おおー、これは月間とか四半期のMVPではなくて、年間ですか?

ええ、年間通して会社の業績に貢献したとか、影響力をもたらした人を表彰するもので、受賞したのは2014年の年末でした。受賞者は例年、ヒット商品を手掛けた開発者や、売り上げを大きく伸ばした営業担当者が多いです。間接部門が取ることはめったにないので、配信された社内通達を見たときは、わが目を疑うというか、本当に驚きでした。

何が評価されての受賞だったのでしょう?

授与の理由は「ツイッターを通じた企業イメージ・商品認知度の向上」でした。「中の人」の仕事は外に向けて発信することなので、フォロワーからの反響の他、「キングジムのTwitter活用についてセミナーで講演してほしい」といったお声がけもいただくようになっていました。ただ半面、社内から評価されることはあまりなかったんですね(笑)。公式アカウントがこのノリでツイートしていてよいのか?といった声もありました。

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