HULS(ハルス)は、東京とシンガポールに拠点を構え、日本工芸の海外展開をサポートする事業を手掛ける。オリジナルの工芸ブランドの開発、シンガポールで日本の工芸品を展示・販売する拠点の運営など、輸出やリサーチ、イベント開催などで各地の伝統工芸を支援していく。
17年にオープンした「HULS Gallery Singapore」。今ではミシュランクラスのレストランのシェフも気軽に訪れる。シェフたちから器についての相談を受けて、産地に特注することもある
HULSオリジナルの工芸ブランドが「KORAI」だ。KORAIは、「夏の涼」をコンセプトとした日本工芸のブランド。デザインはプロダクトデザイナーの辰野しずか氏が手掛け、製作は、佐賀県のビードログラスや有田焼、京都の竹細工など、各産地のメーカーや作家が担当する。
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