
- 全10回
新ユニバーサル社会
-
- 第1回
- 2019.02.25
デジタル技術×デザインでつくる新ユニバーサル社会 東京オリンピック・パラリンピックを控え、障害のある人や性的な少数者などの多様な人々が幸せに暮らせる社会の実現といった課題を解決するため、さまざまなプロジェクトが動き出している。状況はもはや待ったなしの状態だ。そこで注目されるのが、最新のデジタル技術とデザインの活用だ。 -
- 第2回
- 2019.02.25
日本フィルと落合陽一氏 振動と光で聴覚障害者も楽しめる演奏会 日本フィルハーモニー交響楽団とメディアアーティストの落合陽一氏が共同で企画した、聴覚障害のある方も一緒に楽しめるクラシックコンサート「耳で聴かない音楽会」。音を振動や光で表現する聴覚補助システムを用意し、聴覚障害のある人たちがコンサートを楽しめるようにした。 -
- 第3回
- 2019.02.26
三井化学と米IDEOが協業 ワンタッチで遠近切り替え電子眼鏡 三井化学は2018年2月、ワンタッチで遠近の切り替えができる電子眼鏡「タッチフォーカス」を発売した。通常は近眼用の眼鏡として使用しながら、必要なときだけ老眼鏡機能をオンにできることが特徴。フレームのデザインは、デザインファームの米IDEOと共同で開発している。 -
- 第4回
- 2019.02.26
パナソニックのAI歩行訓練ロボ、利用意欲をかき立てるデザイン 日本のユニバーサルデザイン(UD)をリードしてきたパナソニックが、これまで培ってきたUDのノウハウに最新のITを組み合わせて、歩行トレーニングロボットを開発した。これまでにない機能やデザインが話題になり、引き合いが増えている。2018年10月から一部の介護施設で運用を開始した。 -
- 第5回
- 2019.02.27
AIがチャイム音を認識 光や文字で表示、富士通が挑む新情報端末 富士通や富士通デザインが、聴覚障害のある人のために、室内や建物内で何が起こっているのかが分かるようにするシステムに挑戦している。室内や建物内に小型マイクを設置し、チャイムやドアの開閉音といった環境音をAI(人工知能)で認識し、光や文字を使った独自の情報端末にビジュアルで表示する。 -
- 第6回
- 2019.02.27
スマホとネットにつながるスマート補聴器 同時通訳の可能性も GNヒアリングジャパンの補聴器は、スマートフォンとリンクして通話音や音楽をクリアな音質で楽しめる他、クラウドにもつながるスマート補聴器だ。今や補聴器は周囲の音を聞き取りやすくするだけのものではない。ウエアラブルデバイスとして進化を続け、例えば同時通訳機となる可能性も秘めている。 -
- 第7回
- 2019.02.28
東京メトロ、スマホサイトで駅内のスムーズな移動をサポート 地下鉄を利用する際、妊婦やベビーカーを押している乗客にとっては、階段やエスカレーターの整備度が不安な要素になる。車いすを使っている乗客も同じだろう。東京地下鉄(東京メトロ)では、駅のエレべーターを使ってスムーズに移動するのをサポートしようという試みが始まった。 -
- 第8回
- 2019.02.28
地図アプリが障害のある人の外出を促す ミライロの「Bmaps」 アプリを開くと、現在地を中心とした地図の上に、飲食店舗や宿泊施設のアイコンが表示される。アイコンをタップすると、店舗・施設のバリアフリー情報が一目で分かる──。「Bmaps(ビーマップ)」は、障害のある人や高齢者、外国人などに店舗・施設のバリアフリー情報を無料で提供するアプリだ。 -
- 第9回
- 2019.03.01
NTTドコモ “実践的な日本語”練習アプリを外国人向けに NTTドコモは、日本に興味を持つ外国人や日本で働く外国人向けの日本語会話トレーニング支援アプリ「Japanese Language Training AI」のトライアル版を、2019年1月末から6月までの期間限定ながらApp Store経由で提供している。AIを活用し、実際の会話に近い表現や言い回しを学べる。 -
- 第10回
- 2019.03.01
日本MSがAIで障害を持つ人を支援 バスの位置が音声で分かる 2019年1月19日、日本マイクロソフトのセミナールームで「DIVERSITY WORKSHOP 03 視覚障害者が熱狂するエンタメコンテンツを共創する」と呼ぶワークショップが開催された。視覚障害のある人やエンジニア、一般参加者などがチームに分かれ、誰もが楽しめる新しいコンテンツのアイデアを考えた。