シンガポールを起点にスマホゲームを展開

500万本級を狙う新タイトルは19年に出ますか?

全部は言えませんが、動いています。すでに『仁王2』を発表していますし、米マーベルと任天堂が協業している『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order』(Nintendo Switch、2019年発売)の開発は当社なのです。

 また、シリーズ最新作『ファイアーエムブレム 風花雪月』は、開発元のインテリジェントシステムズと共同で制作しています。こういうタイトルの実績を重ねて、その経験を基にオリジナル作品で500万本タイトルを目指します。

グローバル戦略、特に中国市場はどのように考えていますか。

中国市場は、できれば頑張って取り組みたい。約30年前から中国にスタジオを持っていたものの、中国国内のゲーム事業では、正直、出遅れた感があります。同時に、リスクがあることを理解しているので、あまり本腰を入れていなかった部分もありますね。

 今後、確実にビジネスができるなら出ていきますし、そういう状況でなければ、『三國志2017』のようにIPを貸し出す協業モデルもありでしょう。当面はある程度の距離感を保ちながら、柔軟な対応が求められると思います。

 加えて、東南アジアが結構熱いと感じています。スマホゲーム中心のビジネスですが、インフラも充実してきています。5Gなども始まれば、スマホゲーム市場は大きく伸びるのではないでしょうか。

 シンガポールに現地法人(開発スタジオ)があるので、そこを起点に、同じく開発スタジオがあるベトナムや、タイ、フィリピン、マレーシア、インドなどにスマホゲームを展開する方針です。実際、18年にはスクウェア・エニックスの『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』グローバル版を展開したのですが、運営が非常にうまくいきました。これも1つ、自信になったケースです。

『仁王2』(c)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
『仁王2』(c)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order』(c)2019 MARVEL (c)Nintendo Developed by コーエーテクモゲームス
『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order』(c)2019 MARVEL (c)Nintendo Developed by コーエーテクモゲームス
『ファイアーエムブレム風花雪月』(c)2019 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS / Co-developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.
『ファイアーエムブレム風花雪月』(c)2019 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS / Co-developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.