
「刺さる」プレゼンの極意
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- 第79回
- 2022.03.28
ASUS「ゲーミングPC」資料を大公開 トレンド「タイル分割」とは プレゼンテーション資料にもトレンドがある。最近、IT系ハードウエアの発表会でよく見かけるのは、製品仕様などの情報を、画面を分割表示してビジュアルに訴える手法だ。ASUS JAPAN(エイスースジャパン)のゲーミングノートパソコンの資料から、その作成テクニックに迫っていこう。 -
- 第78回
- 2022.03.01
1カ月待ちの大丸松坂屋サブスク 役員会議の「極秘資料」を公開 J.フロント リテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店が2021年3月に開始したブランド服のサブスクリプションサービス「AnotherADdress(アナザーアドレス)」をご存じだろうか。大型店舗による従来の百貨店ビジネスからの変革を目指したサービスだ。今回は、この新サービスの事業計画書を紹介しよう。 -
- 第77回
- 2022.02.07
スマホで文字起こし 会議やプレゼンの「議事録」作成を超効率化 今回は番外編。プレゼンテーションの技法ではなく、聞き手としての立場で役立つレコーダーアプリの紹介だ。グーグル製のスマートフォン「Pixel」シリーズで利用できる「レコーダー」アプリを例に、音声ファイルをテキスト化する手順を解説する。 -
- 第76回
- 2022.01.24
象印「シームレスせん」ボトルの資料を全公開 150万本のヒット 普及しきった日用品でも、一部の改良が加わることで新たなヒット商品に化けることがある。栓とパッキンが一つになった「シームレスせん」を採用した象印マホービンのステンレスボトルがその好例だ。栓とパッキンを一体化するメリットをプレゼンテーションでどう説明したのか、資料を見ていこう。 -
- 第75回
- 2022.01.12
手書きができる大型テレビ 最新「電子黒板」で説得力アップ プレゼンテーションのスライドを映し出すための機器は、プロジェクターから大型テレビへと置き換わりつつある。最近は、画面上に手書きできる高機能な“電子黒板”も登場している。大型のタブレットのような感覚で操作できる電子黒板を使えば、参加者の印象に残りやすいプレゼンを実現できる。 -
- 第74回
- 2021.12.21
キリン生茶ほうじ煎茶の資料公開 リニューアルの意味の伝え方 ペットボトルの日本茶といえば、飲料メーカーにとってはコーヒー飲料や炭酸飲料に並ぶ稼ぎ頭だ。その新製品ともなればプレゼンテーションにも力が入る。今回取り上げるのは「キリン 生茶 ほうじ煎茶」の資料。発売から1年という短いスパンで打ち出したリニューアルの意義をどう伝えたかに注目したい。 -
- 第73回
- 2021.12.06
味の素、鍋キューブ「おでん本舗」資料全掲載 鍵は大根の味シミ 本格的な冬が到来し、鍋のおいしい季節になってきた。味の素が2012年から販売している「鍋キューブ」は、調味料と肉や魚介のだしが詰まったキューブ状の鍋用調味料だ。今回は、おでん用新商品の資料を紹介する。オンライン向けに簡潔で分かりやすく、動画を効果的に活用した点に注目したい。 -
- 第72回
- 2021.11.22
iPad“二本差し”プレゼン術 PCのパワポ資料をキーノートで表示 「表示にはご自身のパソコンを使いますか」。講演の依頼を受けると、セミナーの事務局からそんな問い合わせが来る。プレゼンテーションといえばパソコンというのが前提になっているが、実はiPadも機能が向上し、プレゼンに最適なデバイスに進化している。今回はiPadのプレゼン術を紹介しよう。 -
- 第71回
- 2021.11.01
メルシャンのノンアルサングリア 商談用資料20ページを全公開 健康意識の高まりもあってノンアルコール(ノンアル)飲料の市場が伸びている。従来のノンアル飲料はビールテイストがほとんどだったが、最近はワイン系も登場し始めた。今回は、メルシャンが2021年6月に発売したノンアルコールサングリア「MOCK Bar(モクバル)」の商談用資料を紹介しよう。 -
- 第70回
- 2021.10.19
バッファローのプレゼン資料 上司との掛け合い解説が効果アリ 今回はパソコン周辺機器を手掛けるバッファロー(名古屋市)が記者発表会で使用したプレゼンテーション資料を紹介する。年1回ほどの頻度で開かれる同社の発表会は、データで納得させることを重視しており、特にグラフの見せ方などは参考になりそうだ。 -
- 第69回
- 2021.10.04
パワポの「ズーム」機能でスライドの切り替えをスマートに 今回はPowerPoint(パワーポイント)に2016年から加わった「ズーム」機能を紹介する。この機能ではプレゼンテーションの概要をまとめたスライドが、プレゼンで使用するスライドの縮小画像付きで作成できる。スライドの切り替えが簡単になる上、見栄えも良いのでぜひ試してみてほしい。 -
- 第68回
- 2021.09.21
掃除ロボ「ルンバ」のプレゼン資料 テレビ通販風で飽きさせない オンライン発表会は、聞き手を飽きさせないことが重要だ。そこで今回は、アイロボットジャパン(東京・千代田)が2021年2月に発売した「ルンバ i3+」のプレゼンテーション資料を紹介しよう。聴き手に目を向けさせる工夫がプレゼンの随所に見て取れる。 -
- 第67回
- 2021.08.30
アサヒ「生ジョッキ缶」の資料 消費者のナマ声伝える動画がカギ フルオープンの蓋をパカッと開けると泡がモコモコと出てきて生ビールのようになる缶ビール。その絶大なインパクトで注目されたのが、アサヒビール(東京・墨田)が2021年4月20日に発売した「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」だ。この缶ビールのプレゼンテーション資料を紹介しよう。 -
- 第66回
- 2021.08.16
ダイキンUVストリーマ資料 難しい技術を40秒動画でパッと伝える 2019年からのコロナ禍もあり、プレゼンテーションの在り方は大きく変わってきた。そんななかで、少しでも良い結果を求めて工夫を凝らしたのがダイキン工業の空気清浄機「UVストリーマ」のプレゼンだ。言葉では伝えづらい部分を40秒の動画で見せた工夫が功を奏したという。 -
- 第65回
- 2021.07.26
レノボのChromebook資料 秘訣は「文字をそのまま読み上げない」 レノボ・ジャパンの「IdeaPad Duet Chromebook」は、パソコンとしてもタブレットとしても使えるという利便性で人気となった製品だ。今回は、このIdeaPad Duetのプレゼンテーション資料を取り上げ、グローバル版の資料をローカライズする際のポイントを見ていく。 -
- 第64回
- 2021.07.12
パワーポイントの便利技 “映える”資料の時短作成テクニック プレゼンテーション資料の作成にかける時間はできる限り短縮したい。これは本連載で何度も書いているポリシーの1つだ。資料を作るだけで1日が終わってしまうようなことは避けなければならない。ということで今回は「時短」と「見栄え」を両立させる資料作成テクニックを紹介しよう。 -
- 第63回
- 2021.06.28
リンナイ「マイクロバブル」資料 全編音声付きでオンライン商談 コロナ禍の中でプレゼンテーションの形は大きく変化した。ビデオ会議ツールを使ったオンラインプレゼンは今や当たり前だ。今回のプレゼン資料は、製品を見てもらえない状況でも音声アナウンスや体験者の反応を取り入れてアピール度を高めたリンナイの給湯システム「マイクロバブルバスユニット」の例だ。 -
- 第62回
- 2021.06.14
ツインバードのコーヒーメーカー 開発ストーリーを伝える資料 商品にまつわるストーリーを伝えることで、SNSなどでの口コミにつなげ、商品の価値も高めていくというマーケティング手法がある。今回は、全自動コーヒーメーカーの開発ストーリーを伝えたプレゼン資料を紹介しよう。味を研究するためにコーヒーの第一人者を実際に訪ねたときのリアルな写真が見る人を引きつける。 -
- 第61回
- 2021.05.31
ゼブラボールペン「ブレン」商談資料 店頭映えアピールで棚確保 あらゆるプレゼンテーションには目的がある。新商品をバイヤーに紹介するプレゼンであれば、「うちでも取り扱ってみよう」と思ってもらうことがゴールだ。「これは売れる商品だ」と感じてもらうには、どう説明すればいいのか。ゼブラのボールペン新製品の資料でその秘訣を探っていこう。 -
- 第60回
- 2021.05.17
セガトイズのパソコントイ 「No.1目指す」を有言実行した資料 2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修となったこともあり、セガトイズの子供向けパソコントイが売れている。市場には競合製品も出回っているなか、「No.1パソコントイを創造する!」と訴え、それを実現してみせたプレゼン資料を紹介しよう。 -
- 第59回
- 2021.04.26
森永トリプルヨーグルトの資料 わずか十数分でズバリ伝える工夫 プレゼンテーションは時間の枠が決まっているものだ。持ち時間が長いとプレッシャーがかかるが、逆に極端に短い場合も伝えるべき情報の取捨選択に苦労する。森永乳業「トリプルヨーグルト」のプレゼンはわずか十数分だったという。限られた時間に伝えるポイントを詰め込むための工夫を聞いた。 -
- 第58回
- 2021.04.12
売り上げ倍増の「ロキソニンS」資料 見やすさと情報密度を両立 聞き手が専門知識を持っているか、そうでないかでプレゼンテーションの内容は変わる。専門知識を持っている聞き手には、より密度の高い情報を示す必要がある。見やすさと情報密度をどう両立させるか。第一三共ヘルスケアが販売する外用鎮痛消炎薬「ロキソニンS 外用薬シリーズ」の例を紹介しよう。 -
- 第57回
- 2021.03.29
サントリー「翠(SUI)」の資料 オンライン試飲は効果てきめん 新型コロナウイルス感染症拡大は、プレゼンテーションのあり方にも影響を及ぼしている。今回のプレゼン資料は、サントリースピリッツ(東京・港)が販売する国産ジン「翠(SUI)」のオンライン発表会で使われたものだ。資料の出来もさることながら、オンライン試飲を取り入れる上での工夫も面白い。 -
- 第56回
- 2021.03.15
冷食「ロイヤルデリ」のプレゼンに見る 聞き手が共感する構成力 ロイヤルホールディングス(HD)が2019年末から展開している冷凍食品ブランド「ロイヤルデリ」。発売から約10カ月後のリブランディング発表会で使われたプレゼンテーション資料はコロナ禍への対応ではなく、あくまでも新たな挑戦であることを強調し、報道陣の共感を引き出すことに成功した。 -
- 第55回
- 2021.03.01
日清「これ絶対うまいやつ!」 オンラインプレゼンの良い手本 新型コロナウイルス感染症の流行で働き方が大きく変わり、プレゼンテーションもオンラインで実施する機会が増えた。日清食品が2020年9月に発売した袋麺「日清これ絶対うまいやつ!」のプレゼンもオンライン開催だった。そのプレゼン資料にはオンラインならではの工夫が見て取れる。 -
- 第54回
- 2021.02.15
パワポかキーノートか デザイン性重視なら乗り換えも? プレゼンテーションのスライドを作るときはPowerPoint(パワーポイント)を使うのが定番だが、最近はWindows機ではなく、Macを使っているビジネスパーソンも増えてきた。Macに標準で用意されているプレゼンアプリといえばKeynote(キーノート)である。 -
- 第53回
- 2021.02.01
テレワーク時代のプレゼンツール「mmhmm」を試してみた 今回は、新しいプレゼンテーションツール「mmhmm(ンーフー)」を紹介する。ビデオ会議アプリと銘打たれているが、mmhmmが用途として想定しているのはオンラインプレゼンだ。スライドを作るための機能はなく、ビデオ会議のスライドショーに話者を登場させる機能がメーンとなっている。 -
- 第52回
- 2021.01.18
花王「あとラクミスト」のプレゼン資料 あえて汚れた写真で訴求 花王の「キュキュット あとラクミスト」は共働き世帯で広がる食器洗いを楽にしたいというニーズに応えてヒットにつなげた新商品だ。飽和した市場で「あと1本」の需要をどう喚起したのか。「後で洗う」というターゲットに絞り込んだのはなぜか。プレゼン資料を通して見ていこう。 -
- 第51回
- 2021.01.05
96%が実感 数値で圧倒したエステー「消臭力」のプレゼン資料 時代の変化に伴う新たな需要を察知し、そこに合わせた商品を投入する。言うのは簡単だが、実際にヒット商品を生み出すのは難しい。エステーの「消臭力 DEOX トイレ用」の資料を読み解くと、消費者の声に耳を傾け、データで方向性を定めるという「ヒット商品の作り方」も見えてきた。 -
- 第50回
- 2020.12.21
プレゼンの構成を練り上げるならパワポよりワード プレゼンテーション用資料を作成するときは、全体の構成を考えることが大切だ。その構成を練るのに便利なのは、実はプレゼンソフトの「PowerPoint(パワーポイント)」ではなく、文書作成用の「Word(ワード)」。今回はワードの箇条書きをスライドに落とし込む方法を紹介する。 -
- 第49回
- 2020.12.07
東京ポートシティ竹芝の動画プレゼン ニューノーマルの先進手法 プレゼンテーションでは「PowerPoint(パワーポイント)のスライドをめくる」のが当たり前だった。ところが昨今は、その常識を覆す手法が広がりつつある。話し手が動画に合わせて説明していく「ライブ動画プレゼン」だ。今回は、都市部の再開発で誕生した複合施設の事例を紹介する。 -
- 第48回
- 2020.11.24
本当にその名前? 社内の批判をはね返した「悪魔めし」の企画書 今売れている商品だけ作っていれば良い――。そんな現状維持のマインドを打開し、一歩を踏み出さなければ新たなヒット商品は生まれない。今回は、伝統的な商品を扱ってきた食品メーカーが、新機軸を切り開いたプレゼンテーション資料を紹介しよう。 -
- 第47回
- 2020.11.09
川崎駅前の水族館「カワスイ」 コンペに勝ったスライドの完成度 2020年7月、JR川崎駅から徒歩1分の場所にある商業施設「川崎ルフロン」に「カワスイ 川崎水族館」がオープンした。既存の商業施設に水族館が開業するのは日本では初めてのことだ。今回は、川崎ルフロンの大規模改装に際して水族館を提案したプレゼンテーション資料を取り上げる。 -
- 第46回
- 2020.10.26
「抱っこされる」ために会議100回超 癒しロボLOVOTの開発資料 新たな製品やサービスを生み出すときには、多くの人々とプレゼンテーションや議論を通して形にしていく。今回はデザイナーの視点から製品開発を捉えたスライドを紹介する。「癒やしを与えるロボット」という、かつてない製品の開発に挑戦するデザイナーの情熱や意気込みが伝わってくる資料だ。 -
- 第45回
- 2020.10.12
ダイエット食品宅配ゴーフード 投資家を説得したシンプルな資料 スタートアップが起業する際は投資家の出資を募ることがある。プレゼンテーションで彼らを説得できるかで、第一歩を踏み出せるかが決まる。今回は、あるスタートアップが資金調達の際に作った緊張感あふれるプレゼン資料を紹介しよう。社内事業を立ち上げる際の参考にもなるはずだ。 -
- 第44回
- 2020.09.28
フィリップス電動歯ブラシの「美しい」商談資料 解説動画も効果 この連載では「プレゼンテーションの本質は言葉で伝えることであり、スライドに過剰な装飾はしないほうがいい」と伝えてきた。「デザインにこだわるな」という意味ではない。シンプルでありながらデザイン性の高いスライドも存在する。その代表例がフィリップス・ジャパン(東京・港)のプレゼン資料だ。 -
- 第43回
- 2020.09.14
爆売れサバチップス「サバチ」のプレゼン資料 効いた展示会の声 青魚のサバを原材料に発売から1カ月で35万袋を売り上げたヒット商品が、味源(香川県まんのう町)のスナック菓子「SABACHi(サバチ)」だ。このプレゼン資料の見どころは、展示会で集めた声を取り入れたことで訴求力を向上させた点といえる。 -
- 第42回
- 2020.08.31
一方通行のZoomプレゼンは活気に乏しい 特効薬はホワイトボード 新型コロナウイルス感染症拡大の影響でテレワークが一気に広まり、オンラインでプレゼンテーションをする機会も増えている。オンライン会議では画面上で資料を共有できるが、より説得力を高めるために積極的に使いたいツールがWhiteboardアプリだ。 -
- 第41回
- 2020.08.17
湖池屋プライドポテトの社内資料 大ヒットのカギは「絞り込み」 発売当初はよく売れていた商品でも、日がたつにつれて売り上げが落ちてくることがある。そんなときは商品構成や販売方法を変えるなど、多くの企業がてこ入れを図る。今回は、3年ぶりのリニューアルで人気商品の座に返り咲いた「湖池屋プライドポテト」にまつわるスライドを紹介しよう。 -
- 第40回
- 2020.08.03
大人のファンタを大ヒットさせた日本コカ・コーラのプレゼン資料 年間に1000を超える新製品が登場する清涼飲料水の市場は、各社がしのぎを削る激戦区だ。そんな過酷な市場で、発売から3カ月で1900万本とヒット商品になった「ファンタ プレミアグレープ」のプレゼン資料を紹介しよう。特に図解や写真の使い方にはうならされた。