レノボ・ジャパンの「IdeaPad Duet Chromebook」は、パソコンとしてもタブレットとしても使えるという利便性で人気となった製品だ。今回は、このIdeaPad Duetのプレゼンテーション資料を取り上げ、グローバル版の資料をローカライズする際のポイントを見ていく。資料をそのまま読み上げるのではなく、伝えたい「プラスアルファ」を言葉で話すことで、聞き手の納得度を高めたという。

Chrome OSを搭載するIdeaPad Duet Chromebook。実勢価格は4万2000円(税込み)前後と、Windows搭載の画面分離型パソコンと比べて安い
Chrome OSを搭載するIdeaPad Duet Chromebook。実勢価格は4万2000円(税込み)前後と、Windows搭載の画面分離型パソコンと比べて安い

 Chromebookは、米グーグルのChrome OS(クローム・オーエス)を搭載するノートパソコンの総称だ。機能を絞り込むことで価格を抑えており、2021年7月中旬時点での「IdeaPad Duet Chromebook」の実勢価格は4万2000円(税込み)前後。最近ではメールや文書の作成、表計算など、Webブラウザー上で多くのことができるようになってきたので、必要なことはChromebookで完結できるという人も多いだろう。調査会社GfKによると時期によっては日本のChromebook市場のシェアでIdeaPad Duetが50%を越えたという。

 今回はIdeaPad Duetが発売された20年6月ごろまでに使われていた資料を紹介する。レノボ・ジャパン(東京・千代田)の営業担当が家電量販店の仕入れ担当に商品を説明するためのものだ。

 「当時はまだ市場が立ち上がっていない状況だったため、Chromebookが何たるかを説明する必要があった」と話すのは、レノボ・ジャパン コンシューマ製品事業部の櫛田弘之部長。そのため表紙を除く冒頭の3ページでは、Chromebookとは何かを説明することに注力したと言う。価格が手ごろで起動が速く、セキュリティーも万全であること、Webブラウザーと同様の使い方ができることなどが語られている。

冒頭でChromebookの特徴を分かりやすくまとめている。製品の発売当初は「Chromebookなんて海の物とも山の物ともつかない」と言う量販店の担当者も多く、まずは詳しく説明する必要があったのだ
冒頭でChromebookの特徴を分かりやすくまとめている。製品の発売当初は「Chromebookなんて海の物とも山の物ともつかない」と言う量販店の担当者も多く、まずは詳しく説明する必要があったのだ

このコンテンツ・機能は会員限定です。