今回は、新しいプレゼンテーションツール「mmhmm(ンーフー)」を紹介する。ビデオ会議アプリと銘打たれているが、mmhmmが用途として想定しているのはオンラインプレゼンだ。スライドを作るための機能はなく、ビデオ会議のスライドショーに話者を登場させる機能がメーンとなっている。
人の話に「ふむふむ」あるいは「うんうん」と相づちを打つとき、英語圏では「mmhmm」と言うことがある。企業名であり、アプリ名でもあるmmhmmには、「聞き手をうならせるほどのプレゼンテーションができる」という意味が込められているのだろう。米エバーノートの共同創業者で元CEO(最高経営責任者)のフィル・リービン氏が開発したアプリであることも話題になった理由の1つだ。
今回はmmhmmをMacで使ってみた。Windows用はまだ招待制による試用版となっているためだ(2020年1月末現在)。mmhmmは、基本機能は無料で利用でき、毎日60分までルーム(背景)、プレゼンター(話者の表示設定)、レーザーポインターといったプレミアムツールと呼ばれる機能が使える。プレミアムツールを60分以上利用したい場合は、月額1100円または年額1万1000円(ともに税別)を支払う。
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