新型コロナウイルス感染症拡大の影響でテレワークが一気に広まり、オンラインでプレゼンテーションをする機会も増えている。オンライン会議では画面上で資料を共有できるが、より説得力を高めるために積極的に使いたいツールがWhiteboardアプリだ。

オンラインでのプレゼンテーションは発言しにくい雰囲気になりがち。ホワイトボードを使って参加者に自由に書き込んでもらうことで活性化を図ろう(写真:shutterstock/metamorworks)
オンラインでのプレゼンテーションは発言しにくい雰囲気になりがち。ホワイトボードを使って参加者に自由に書き込んでもらうことで活性化を図ろう(写真:shutterstock/metamorworks)

 ZoomやTeamsといったオンライン会議ツールを利用してプレゼンテーションをするときには、画面の「共有」機能を使えばPowerPointなどで作成したスライドを参加者に見せることができる。既に実践しているという人も多いだろう。

 会議室などに参加者を集めて実施するプレゼンと同じように、オンラインでも資料を提示できるわけだが、それだけではちょっと物足りない。新型コロナ禍以前はその場で参加者からの質問を受け付け、お互いの顔を見ながら議論ができた。プレゼン自体を成功させることも重要だが、製品やサービスの反響、改善すべきポイントなどの気づきを得るには、プレゼン後のフィードバックこそ重要なのだ。

 オンラインのプレゼンでは、一度に1人しか発言できないことが多い。雑音を避けるために発言者以外はマイクをミュートにするわけだ。また、自宅の様子を見せるのは気が引けるのか、カメラをオフにしている人も多い。オフラインのプレゼンと比べると、オンラインのプレゼンは発言しづらい雰囲気になりがちだ。

 今回紹介するWhiteboard(ホワイトボード)アプリは、会議室に設置してあるホワイトボードをインターネット上で共有できるアプリと考えていい。参加者が自分のアイデアや意見を自由に書き込んでいけば議論も盛り上がるはずだ。

 ZoomやTeamsにはチャット機能もあるが、これは会話をテキストに置き換えるためのツールだ。チャット機能の難点は、議論が音声会話とテキストに分散してしまうところ。話すべき内容は音声で伝えつつ、議論を深めるための情報や記録しておくべき情報をホワイトボードにまとめるほうがシンプルで理にかなっている。

 プレゼンはスライドをめくりながら説明しなければいけないわけではないので、スライドの代わりにホワイトボードを使うという手もある。以前、聞き手の注目を集めるためにスライドに手書きしたり、アンダーラインを引いたりするテクニックを紹介した(関連記事:聞き手が無意識に目で追ってしまう 手書きプレゼンのすすめ)。あえて重要なポイントをWhiteboardに手書きし、後の議論にも活用するといった使い方をすれば、印象に残るプレゼンになるはずだ。

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