戸田氏が提案する新しいスタイルのプレゼンテーションを2回に分けてお届けする。「秒速プレゼンテーション」と名付けられた、情報量が少なめのスライドを次々とめくっていく手法には、プレゼンの発表者が知っておくべき意外な効果があった。

昨今は、多くのスライドを用意して1枚当たり1分を切るようなプレゼンを実践する人が増えつつある(写真提供/shutterstock)
昨今は、多くのスライドを用意して1枚当たり1分を切るようなプレゼンを実践する人が増えつつある(写真提供/shutterstock)

 下の画像は、あるイベントで僕がプレゼンテーションに使ったスライドの一覧だ。正味30分ほどのプレゼンに39枚のスライドを用意している。つまり、1枚のスライドにかける時間は1分を切っているのだ。分単位ではなく、秒単位で高速にスライドを切り替えていくこの手法を「秒速プレゼンテーション」と僕は命名した。

とあるセミナーで利用したスライドは30分で39枚
とあるセミナーで利用したスライドは30分で39枚
今回のポイント
1.1分以内の切り替えで聞き手の集中力を高める
2.箇条書きをそれぞれ別のスライドに分ける
3.分割することでスライドの改善点も見えてくる

プレゼン中に聴き手が上の空になるワケ

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「“秒速"プレゼン術」(6月22日発売)
戸田覚著、日経BP、1760円

 もはや「対面で会う」だけの時代は過ぎ去った――。日経クロストレンドの人気連載『「刺さる」プレゼンの極意』が書籍になりました。アフターコロナ時代に求められるのは、リモート会議を通したオンラインのプレゼン技術。ネット越しにいかに聞き手の心を瞬時につかむか。多数のプレゼン関連書籍を手がけてきた戸田覚氏が、これまで培ってきたプレゼン技術を集大成。アウトプットと成果を引き出す効率化の技法「“秒速”プレゼン」をはじめ、新世代のプレゼン戦略を網羅した1冊です。
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