昨今はパソコン無しでもプレゼンテーションができる環境が整ってきている。モバイル版「PowerPoint」を使えば、スマートフォンやタブレットでもパソコンと遜色ないプレゼンができるのだ。ファイルはクラウドストレージに置いておけば、パソコンで作ったスライドも共有できる。
2.HDMIケーブルと変換アダプターでテレビに接続
3.モバイルディスプレーは対面のプレゼンに効果的
徒歩や電車での移動では、荷物が少ないほうが楽だ。大きなパソコンを持ち歩くのは、文書作成や資料作成などで、外出先でも使う理由があるから。多少重くても、仕事に必要なのだから持ち歩かなくてはならなかった。
とはいえ、スマートフォンやタブレットは機能が日々向上しており、資料作成などクリエイティブな仕事にも十分使えるようになってきた。ということで、今回は、スマホやタブレット単体でプレゼンする方法を紹介しよう。
少人数の商談ならスマホやタブレットで十分
僕は『トップセールスマンの商談が見たい!(ダイヤモンド社)』という本の執筆などのために、セールスの達人たちに取材を重ねてきた。そこで学んだのが距離感の大切さだ。
例えば、1対1の立ち話で商談をする際には、1メートル以内に近づくことが多い。“恋人の距離”と呼ばれる、説得力がアップする近さだ。そんなとき、昔はA4用紙を3つに折った細長いリーフレットを使ってセールスをしていた。立ったままでも扱いやすい資料で商品を紹介していったわけだ。
同じような使い方ができるのがスマホだ。同じスタイルで商談をするなら、実はスマホがベスト。クラウドストレージの「OneDrive」にファイルを置いておけば、モバイル版の「PowerPoint」ですぐにプレゼンを始められる。
iPadなどのタブレットは、2~3人相手の商談に使える。タッチ操作でスライドをめくることができるので、パソコンよりも自然に扱える。
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