米アドビは米国時間の2022年9月15日、アプリなどのデザインの共同編集ツールを開発する米フィグマの買収を発表した。買収金額は約200億ドル(約2.8兆円)。フィグマは企業価値100億円超のいわゆるデカコーンで、競合の買収を成長につなげてきたアドビの「青田買い」戦略が繰り返された形となる。

アプリやウェブサービスの共同編集ツール「Figma(フィグマ)」
アプリやウェブサービスの共同編集ツール「Figma(フィグマ)」

 買収金額の200億ドルは、現金と株式でそれぞれ半分を用意する。株主承認など条件を満たした上で、買収は2023年に完了する予定。取引が完了するまでフィグマは独立した事業運営を継続し、完了後はアドビのデジタルメディア事業に組み込む。フィグマのディラン・フィールド共同設立者兼CEOは、引き続きツールの開発や運営を手掛けるチームを率いる

 「Figma(フィグマ)」はアプリやウェブサービスの画面デザインを開発チーム内で共有し、編集するためのツール。ウェブブラウザー上で利用するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型のサービスとなる。ボタンの配置、画面の切り替え方といったUI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザー体験)を設計し、改善する議論を効率化できる。

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