米アマゾン・ドット・コムが、オンライン観光にライブコマースを合わせたサービスを試行している。オンラインで観光地を訪ねたり、スキルを磨いたりするサービスの1メニューとして2020年後半に試行を開始し、同年末から米国の一般ユーザー向けに告知を始めた。世界の観光地のバーチャル体験に、アマゾンの強みであるショッピング機能を組み合わせた格好だ。

米国で提供している「Amazon Explore」のサービス画面(出所/米アマゾン・ドット・コム)
米国で提供している「Amazon Explore」のサービス画面(出所/米アマゾン・ドット・コム)

 「Amazon Explore」として2020年末から米国の一般ユーザー向けに告知を始めた。アマゾンの画面には「explore beta」と表示されており、ベータ版の段階であることが分かる。新型コロナウイルスの感染拡大で海外旅行が難しくなっている中、中小の販売事業者にとって新たな収益をもたらす可能性もありそうだ。

  Exploreの7つのサービスのうち買い物の「Personal Shopping」でライブコマースと言えるサービスを提供している。アマゾンの画面上で希望の日時を選択し、アマゾンの商品と同様に決済ボタンを押すだけで予約が完了する。特徴はスマートフォンやカメラを持った現地の担当者に対して、見たい店舗を伝えたり、商品の詳細を聞いたりすることが可能なことだ。利用者からは音声のみが担当者につながっている。

「Personal Shopping」の東京合羽橋での体験サービス「Shop like a chef: browse and buy cookware in Tokyo's Kitchen Town」(出所/米アマゾン・ドット・コム)
「Personal Shopping」の東京合羽橋での体験サービス「Shop like a chef: browse and buy cookware in Tokyo's Kitchen Town」(出所/米アマゾン・ドット・コム)

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