新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの飲食店がテークアウトやデリバリーを始めている。デリバリーサービスと契約した場合、店や顧客に手数料がかかり負担が大きくなっている。こうした状況を改善しようと、日本の著名エンジニアや米楽天が無料のテークアウトサービスを立ち上げている。

おもちかえり.comのトップ画面。飲食店が導入する際の手順も説明している
おもちかえり.comのトップ画面。飲食店が導入する際の手順も説明している

 米シアトル在住の起業家である中島聡氏が中心となって、テークアウト専用の注文管理サービス「OwnPlate」を開発した。2020年6月中に日本で「おもちかえり.com」として無料でサービスを展開する。中島氏は米マイクロソフトで伝説のプログラマーと呼ばれた人物。Windows 95や98のチーフアーキテクトを務めたことで知られる。

 おもちかえり.comは、中島氏が代表を務める一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ、伊藤忠商事が共同で導入を支援するサービスである。伊藤忠商事には飲食店に食材を納める食品ビジネスがあり、新型コロナの影響を受けた飲食店を支援する考えだ。

 おもちかえり.comはWeb上のサービスで、パソコンとスマホの両方で利用できる。飲食店は登録するだけで、初期費やシステム利用、販売手数料などが不要で使うことができる。顧客側にも手数料はかからない。なお、購入代金のクレジットカード決済に外部のサービスを連携させており、その手数料として飲食店側は売り上げの3.6%を支払う必要がある。 米決済支援大手ストライプのサービスを使う。

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