「ZOOM」が無料アプリのトップに

ビジネスアプリの全世界での利用時間(出所/米アップアニー)
ビジネスアプリの全世界での利用時間(出所/米アップアニー)

 アップアニーによると、20年2月から全世界でのビジネスアプリ利用が急増している。会社や特定のネットワークにセキュアな状態で接続するためのVPNや、紙のドキュメントを電子化するスキャナーアプリの利用が増えているようだ。

 最も需要が急増しているのは、オンラインでの会議アプリである。

「ZOOM Cloud Meetings」のダウンロードランキングの推移(iPhone用の米国内、出所/米アップアニー)
「ZOOM Cloud Meetings」のダウンロードランキングの推移(iPhone用の米国内、出所/米アップアニー)

 なかでも「ZOOM Cloud Meetings」は3月16日から無料アプリの1位を維持している。カリフォルニア州のシリコンバレーとサンフランシスコをあわせたベイエリアが自宅待機命令を出した日だ(17日0時から実行された)。スマホやタブレット、パソコンだけでなく携帯電話などさまざまな端末と複数人での会議を簡単にセットアップできるのが特徴だ。アップアニーによると、3月15~21日に約750万のダウンロードがあったと推定される。1カ月前は約110万だった。

 「Teams」もオンライン会議分野でZOOMに続くダウンロード数となっており、全体でも無料アプリの3位を維持している。提供元であるマイクロソフトのオフィスソフトなどとともに利用するビジネスユーザーが増えている。

 マイクロソフトが同ソフトの3周年にあわせて公表した情報によると、3月18日時点で利用者は4400万人になった。在宅命令もあった同日までの1週間で利用者が1200万人増えたという。アップアニーによると、3月15~21日に全世界で約320万ダウンロードされた。1カ月前の6倍以上だ。

 次回はレストランなどでの店内飲食の休止命令に伴う、消費への影響を見ていく。需要が増えているテークアウトや宅配サービスの動向を紹介する。