新型コロナウイルスの影響でスタートアップに厳しい状況が訪れようとしている。顧客の旅行予約のコストを最適化する米サービスは2020年3月16日、事業を停止することを利用者に通知した。資金調達がまとまらず、感染拡大で最後のよりどころだった買収が白紙になってしまった。

 米カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を構えるサービスは、顧客が予約したホテルのサイトの価格を監視して、一定額安くなったら、再予約するサービスを提供していた。顧客が予約し搭乗した飛行機の便が遅れた場合にも、補償対象かどうかを判断して自動で交渉するサービスも開発した。

米サービスのウェブサイト
米サービスのウェブサイト

 サービスは2015年に創業し、そうした旅行分野に特化して事業を構築してきた。これまで顧客に対しておよそ4億円相当の節約効果を実現したという。しかし3月20日で事業を停止する。

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