米アマゾン・ドット・コムがサブスクリプションサービスの利用拡大に向けて新たな戦略を打ち出した。書籍リーダーのKindleに初めて子供向けのモデルを投入し、子供向けコンテンツのサブスク契約拡大を狙う。アマゾンのサブスク売り上げは年間換算で2兆円を超えており、既存ユーザーへのアップセルの施策が重要になりつつある。

Kindleの子供向け端末を初めて投入した(右)。10インチタブレットの最新版の子供向けも発売する
Kindleの子供向け端末を初めて投入した(右)。10インチタブレットの最新版の子供向けも発売する

 米シアトルで2019年9月末に開催したハードウエアの発表会で詳細を公表した。「Kindleキッズモデル」を米国、日本、ドイツなどで投入する。

 子供向け書籍の読み放題のサブスクリションサービスは「Amazon FreeTime Unlimited」を端末にバンドルして販売する。1年間は無料で利用でき、その後は日本であれば月額980円で利用できる。プライム会員は月額480円だ。

 年齢に合わせて、児童書だけでなく、算数、読み書き、科学などのコンテンツを利用できる。アマゾン キッズ・ファミリー関連事業 統括責任者のカート・バイドラー氏は「Kindleなので、動画やゲームなどで遊ぶことができない。サブスクリションサービスを利用すれば、料金が必要以上にかさむことはない」と説明する。

ワードワイズ機能で難しい単語を注釈してくれる
ワードワイズ機能で難しい単語を注釈してくれる

 ワードワイズというで難しい英単語を説明してくれる機能を搭載している。例えば、「Unpopular」であれば「not liked by many」と注釈を付けてくれる。どの程度の単語に説明を付けるのか、スライドバーで調節することが可能だ。

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