
全10回
平成という時代
「平成」という時代が幕を閉じる。平成の約30年間に、社会、経済、文化などあらゆる分野で我々は大きな変化を経験した。この平成という時代を、デザインの視点から振り返ってみたい。デザインは人々の生活と密接につながり、世相を映し、そして次の時代をいち早く感じさせるもの。過去をあらためて知ることで、未来へのヒントが得られるはずだ。
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第1回2019.01.28佐藤可士和氏が振り返る平成 デザインが経営戦略の一環となった平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第1回はクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏。平成は、デザインが経営戦略の一環となった時代だと振り返る。
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第2回2019.01.28博報堂・小杉氏 デジタルの進化こそがリアルを拡大する平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第2回は博報堂のクリエイティブディレクター、小杉幸一氏。デジタル技術がつくり出すリアリティーに着目する。
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第3回2019.01.29ライゾマティクス齋藤氏 平成の次に来るのは取捨選択と実践平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第3回はライゾマティクスの齋藤精一氏。平成はソーシャルコミュニケーションのインフラ実験の時代だったという。
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第4回2019.01.29PARTY伊藤氏が振り返る平成 デジタル時代は2年たてば別物平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第4回はクリエイティブラボ「PARTY」の伊藤直樹氏。平成を特徴付けたデジタル技術の影響は今後、5Gによりさらに強まると見る。
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第5回2019.01.30WOW高橋氏 平成はデジタルで地方から世界に展開できた平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第5回はWOWの高橋裕士氏。デジタルが異分野を融合させ、ビジネスチャンスが拡大する。それが平成という時代だったという。
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第6回2019.01.30水野学氏 “網業革命”時代の新しいデザインとは平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第6回はクリエイティブディレクターの水野学氏。平成以降、企業にとって重要になったのがブランディングデザインだという。
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第7回2019.01.31サントリー水口氏、飲料は「モノ」から「コト」のデザインへ平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第7回はサントリーコミュニケーションズのデザイン部長、水口洋二氏。平成は、飲料でも「コトのデザイン」が不可欠になった時代だという。
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第8回2019.01.31森本千絵氏が見た平成、カフェ文化が日本人のセンスを磨いた平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第8回はアートディレクターの森本千絵氏。今後は“つながれない”“消えてしまう”ことが価値になるかもしれないとみる。
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第9回2019.02.01良品計画 矢野氏、時代は「合理性」から「人間らしい生活」へ平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。第9回は良品計画の矢野直子氏。AI(人工知能)の進化で不安や喪失感が募ると予想される今後、人間らしい暮らしが再認識されると言う。
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第10回2019.02.01TAKT PROJECT吉泉氏、平成は「モノ」の価値が激変した時代平成という時代が幕を閉じる。プロダクト、グラフィック、デジタルなどさまざまな分野のデザイナー10人の目を通し、この30年間をデザインの視点で振り返る特集。最終回はTAKT PROJECT代表の吉泉聡氏。平成は「モノ」の価値が激変した時代であり、今後は「そこでしか生み出せない何か」の価値が高まるという。