デジタル変革の掛け声は大きいが、具体的に何を実現するべきなのか見定められていない企業は多い。その理由の一つは、デジタル変革時代に備えるべきは「未見の敵」だからだ。長年の競合とやり合うのであれば、いくらでも経験はあるし、30年来殴り合っている敵のやり口もなんとなく分かる。ところが、近年は、全く違う業界からテクノロジーを手にした見たこともない敵が急に殴りかかってくる。このような未見の敵に備えるためには、自分たちの業界のことだけを見るのではなく、さまざまな業界の動向を見ておく必要があるし、そのなかに未見の敵への備えのヒントもある。このような不慣れな他業界の話を噛み砕いて伝える。
  • 第26回
  • 2019.08.09
“物足りなさ”を巧みに演出 独老舗アウトドアショップがスゴい
ダグ・スティーブンス氏の書籍「小売再生――リアル店舗はメディアになる」では、小売店舗が受難の時代に活路を見いだそうとするさまざまな例が紹介されている。中でも筆者が度肝を抜かれたのは、ドイツの老舗アウトドアショップ「グローブトロッター」である。
  • 第25回
  • 2019.08.02
イケアの「ThisAbles」が家具パーソナライズの扉を開く
スウェーデンの家具大手イケアは、販売する家具の使い勝手を良くするプロジェクトとして、「ThisAbles」を世界127カ国で展開している。3Dプリンターを活用して補助器具を開発し、家具をカスタマイズできるものだ。実はその狙いは障がい者の使い勝手を高めることにある。
  • 第24回
  • 2019.07.19
AIで自動車修理工場を笑顔にした関西ペイント 学びたい着眼点
自動車修理市場が縮小している 。背景にあるのは「衝突被害軽減ブレーキ」など、先進安全装置の普及だ。自動車の保有台数が横ばいであるなか、事故件数は2004年以降減少傾向にある。事故の減少自体は喜ばしいことであるが、修理市場は業務の効率化など生き残りのための施策が不可欠になっている。
  • 第23回
  • 2019.07.12
目視に頼らず生鮮食品の鮮度を管理 ウォルマートの流儀
米ウォルマートは2016年から、「エデン」という生鮮食品の品質管理ツールを利用している。例えば、店員が店頭のリンゴに貼られている2次元コードをハンディー端末で撮影すると、「リンゴ(品種:ハニークリプス)5ポンド、袋入り」といった販売情報に加えて、産地から店頭までどのように運ばれてきたのかも分かる仕組みだ。自動車販売会社が愛知県名古屋市にある。いったいどのように実現しているだろうか。
  • 第22回
  • 2019.07.05
競合の3倍稼ぐ自動車販売店 トルコ宝飾商との意外な共通点
愛知県名古屋市に、従業員一人当たりの売上高が業界平均の3倍もある自動車販売店がある。いったいどのように実現したのだろうか。それをテクノロジーによって拡大させることはできないだろうか。
  • 第21回
  • 2019.06.28
ある監視映像解析企業に学ぶ「優良顧客の育て方」
監視カメラ映像解析に特化したサービスを提供している米カミオ(camio)という企業をご存じだろうか。今回は同社の映像解析サービスの戦略が実に面白いので紹介したい。
  • 第20回
  • 2019.06.25
「機能の時間売り」でモノ作りの常識が激変する
クラウドサービスの場合、自分にとって必要な機能を選び、必要な期間だけ選んで契約できるのが一般的だ。こうしたサービスでは当たり前になった考え方をハードウエア製品に持ち込もうとする動きが出てきている。モノ作りの常識ががらりと変わるかもしれない「機能の時間売り」について今回は考えてみよう。
  • 第19回
  • 2019.06.14
ネットフリックスの知られざる挑戦 同じ映画でもサムネは十人十色
消費者の趣味趣向が細分化した現在、企業は一人一人に合わせて製品やサービスを提供する「パーソナライズ」が欠かせない。ただ細分化すればするほど、コストがかかるのも事実。いったいどうすればよいのか、米ネットフリックスを例に見ていく。
  • 第18回
  • 2019.05.31
眼鏡も売り始めたシトロエン その裏に隠された意外すぎる狙い
「シートロエン」(SEETROËN)という商品をご存じだろうか。自動車メーカーのシトロエン(Citroen)が販売する眼鏡だ(i)。なぜ自動車メーカーが眼鏡を発売したのだろうか。今回は、その理由を考える
  • 第17回
  • 2019.05.24
データを「見える化」したら次にすべきこと お手本にしたい3例
技術の進歩によって、今まで無理だったものが手軽に正確に測れるようになっている。例えば介護領域では、排尿タイミング予測を目的に、ぼうこう内の尿量を測定するセンサーが商品化されている。今回は、データの「見える化」が生みだす消費者との新たな接点作りについて考えてみたい。

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