2014年春に「日経デザイン」誌上でデザイン思考について対談した元IDEO Tokyoの石川俊祐氏とTakram代表の田川欣哉氏。あの頃と比べて、社会や企業にデザイン思考はどのように浸透し、どんな変化があっただろうか。日本でデザイン思考が広く注目を集めるようになった今、2人が再び語った。
BCGDV デザイン戦略室長
Takram代表
石川俊祐(以下、石川) 2017年10月にIDEOを退職し、今はBCG Digital Ventures(BCGDV)にいます。社内やパートナー向け、経営者向けのデザイン・シンキングのセミナーや、大企業とのジョイントベンチャーの立ち上げ、人材採用にも関わっています。
田川欣哉(以下、田川) デザイン・シンキングを抜きにしても、4年前と比べると世の中におけるデザインの状況はずいぶん変わりましたよね。デザインを活用したい経営者やエンジニアは明らかに増えました。デザインという言葉自体、世の中で使われるボリュームが増えている印象があります。
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