●ビジネスデザインの引き出し

 本連載では日記とは別に、各場面で役立ったフレームワークや考え方もご紹介しています。今回は、中小企業のビジネスデザイン(特にBtoC事業)において、必ず検討する「PR Driven - 広告費0円ソリューション - 」です。

 メディアや広告関係者にとっては初歩的過ぎる内容ですが、メーカーの担当者には実はあまり知られていないということを日々の業務を通して実感しております。また、私のようなデザイナーが語ることにも意味があると思い、この内容を取り上げることにします。

 実現のハードルは高いですが、「ローリスク・ハイリターン」「取り組まない理由がない」アプローチだと理解していますので、ぜひ試してみてください。

 このパートはスライドをつないだ縦巻物形式でお届けしていますが、文末にテキストの要約もありますので、慣れない方はそちらを参照ください。

[スライドの要約]

  • 「PR Driven」とは、広告予算が確保できないときに企む「認知獲得」アプローチ
  • なぜPRに注力する必要があるのか
    >中小企業発新規事業(特にBtoC)を成功させるためには、認知獲得が必要不可欠
    >しかし、必要な認知を獲得するだけの広告費は期待できない
    >そのため、メディアに取り上げてもらう努力をせざるを得ない
  • wemoの海外展開例
    >弊社から、海外デザイン系Webメディアに、wemoの製品情報(画像とテキスト)を投稿
    >フォロワー数100万規模の複数メディアに掲載される
    >その結果、メディア、法人、個人など20カ国から引き合いや問い合わせを受ける
    >その内容から、国内と同様の反応、ニーズを確認
    >ちゅうちょなく海外展開を意思決定することができた
    (2019年2月より海外展開スタート!)
  • PR Driven のポイント
    1. 他にはない特徴を設計
      プロダクトやサービスがユニークであることが大前提
    2. 企画段階で専門家や関係者に相談
      効果的な切り口を知り、デザインの要件に加える
    3. “ひと目”“ひと言”を準備
      印象に残り、分かりやすい画像とテキストを用意する

 今回はここまでです。次回は展示会の成果を振り返りつつ、wemoのターゲティングで企んだことについて、お伝えします!