全6回
人のカラダ、生活にまつわるリアルなデータを収集し、サービスの高度化に役立てる取り組みが増えている。健康志向やこだわり消費など消費傾向の変化のもう一方に、センサーの低価格化、画像解析技術の向上、スマホアプリの活用などでデータが収集しやすくなった技術進化がある。しかし、消費者が自らデータを提供したくなるサービス設計が難しい。いかにデータから高い価値を創造するか、先進企業の取り組みから探る。
  • 第1回
  • 2018.11.12
「継続促す方法」見いだした健康アプリ 100万人データで成長
「究極の個人情報」と言えるカラダにまつわるデータ。潜在的な価値を見いだした多くの企業が、膨大なデータの収集に乗り出した。本特集は各社のデータ収集方法、活用方法に着目し、健康パーソナルデータ新市場の可能性を探る。第1回は健康アプリ「FiNC」が取り組むデータ収集戦術に学ぶ。
  • 第2回
  • 2018.11.13
GAFAに負けぬオムロンのデータ戦略 腕時計型で血圧を常時計測
血圧計や体組成計のオムロンヘルスケアが、アプリを軸とした健康データ事業を拡大している。フクダ電子の医療データ管理システムとの連携を開始したほか、米スタートアップと提携で腕時計型の血圧計の開発も進める。個人が取得する日々のデータを活かし、脳や心血管系の疾病を防ぐ社会づくりを目指す。
  • 第3回
  • 2018.11.14
食事記録は10億件 ネスレ、資生堂が注目する減量アプリの凄み
従業員20人ほどのベンチャー企業ながら、ネスレ日本、資生堂、マツモトキヨシといった大企業に欠かせない連携先となっているのがウィット(東京・新宿)だ。10万種類にも及ぶ料理データと250万ユーザーが記録する日々の食事データが、多彩な健康関連サービスを生み出すための土壌になっている。
  • 第4回
  • 2018.11.15
カネボウ「肌データ収集」の巧妙 来店リピート率が1.5倍に
肌の水分量を簡単に測定できるセンサーやアプリを配布して、顧客とのつながりを深め、スキンケア動向を探る。そんな取り組みを進めているのは花王グループのカネボウ化粧品だ。配布したセンサーの数は約10万。アプリ利用者の来店数が約1.5倍に増えるなど、成果も見え始めている。
  • 第5回
  • 2018.11.16
ストレス解析20万人で離職リスクを見える化 将来は会話も分析
スマホやウエアラブル端末で取得するデータを使い、現代社会に広がるストレスの課題を解決しようとしているのは、従業員のストレス診断サービスを手がけるラフール(東京・中央)だ。日々の職場の音声や顔の表情の変化を読み取るなど、データ連携の幅を拡大することで精度を高める。
  • 第6回
  • 2018.11.16
「脳トレ」川島教授の新脳測定マシン マーケ・商品開発に威力?
ゲーム「脳トレ」でブームを起こした東北大学の川島隆太教授が新境地に踏み出した。東北大学と日立ハイテクノロジーズが立ち上げたNeU(ニュー、東京・千代田)は、脳活動を測る30gの小型機器を開発した。潜在意識を浮き彫りにする技術はマーケティングや製品開発の手法を一変させる可能性がある。

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