三井不動産は「ワークスタイリング」と呼ぶ企業向けシェアオフィス事業を2017年4月から展開中だ。既に全国で30カ所以上も運営され、11月7日には東京ミッドタウン日比谷にもオープン。新事業が生まれたきっかけは、不動産ビジネスの今後を“妄想”した社内有志によるプロジェクトだった。

ビジネスパーソンが自分に合った新しい働き方を実現する「場」として三井不動産が開始した「ワークスタイリング」は、三井不動産にとっても革新的な事業だった(写真提供/三井不動産)
ビジネスパーソンが自分に合った新しい働き方を実現する「場」として三井不動産が開始した「ワークスタイリング」は、三井不動産にとっても革新的な事業だった(写真提供/三井不動産)

 イノベーションを実現するには、新しい発想が求められる。だが、既存ビジネスとかけ離れたアイデアでは実行しにくい。では、この二律背反をどう解くか。格好のケーススタディといえるのが、三井不動産の「ワークスタイリング」事業である。

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