会員一覧で、住所が「東京都」「千葉県」「埼玉県」の人数を調べたい。COUNTIF関数では、「住所が東京都で始まる」といった条件も指定できるので、これを使おう

【Excel時短術】仕事に効くCOUNTIF関数の使い方 性別や住所など「属性の集計」で活躍

2018年11月19日
  • 【Excel時短術】仕事に効くCOUNTIF関数の使い方 性別や住所など「属性の集計」で活躍(画像)
  • 上の表で性別が「D2」(男)のセル数を集計する。「=COUNTIF(B2:B6,"男")」と記述しても結果は同じだが、セルで指定することでD2セルを「女」に変更すれば、「女」のセル数を集計できる
  • 支店別に新規会員数をまとめた表で、新規会員が100人以上の支店数を知りたい。COUNTIF関数で、「~以上」「~未満」といった検索条件を指定すればよい
  • 会員数が100以上のセルを数えるには、COUNTIF関数の「検索条件」を「">=100"」と書けばよい。等号や不等号と数値を組み合わせると、「以上」「未満」などの条件を指定できる(下図参照)
  • 会員一覧で、住所が「東京都」「千葉県」「埼玉県」の人数を調べたい。COUNTIF関数では、「住所が東京都で始まる」といった条件も指定できるので、これを使おう
  • COUNTIF関数で、住所が「東京都で始まる」という条件を指定するには、「検索条件」に「"東京都*"」と入力する(下図参照)。ここでは、D3セルの「東京都」の文字と「*」を、「&」を使って結合した。「範囲」を絶対参照にしておけば、コピーするだけで他も数えられる
  • 単純に範囲指定した関数式をコピーするとセル範囲がずれ、正しい計算ができない
  • 事前にセル番地に「$」を付けて「絶対参照」にするとずれない