電通、三菱UFJ信託銀行など大手企業が相次ぎ参入を表明する「情報銀行」。ここに挑むベンチャー企業がDataSign(東京・渋谷)だ。同社の太田祐一社長は情報銀行という言葉が生まれる以前から、消費者の意思とは無関係にパーソナルデータが利用されていることに強い危機感を抱いていた。

情報銀行ベンチャーのDataSignは2018年9月からPDS(パーソナル・データ・ストア)内蔵のパスワード管理サービス「paspit」の提供を始めた
情報銀行ベンチャーのDataSignは2018年9月からPDS(パーソナル・データ・ストア)内蔵のパスワード管理サービス「paspit」の提供を始めた

 「企業起点で集めたデータの収益化はGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を取った造語)が先行していて、そこにつけ入る隙はない。ただし、個人を起点とした、パーソナルデータ流通の仲介役としてのプラットフォームにはまだ可能性が残されていると考えている」