全7回
個人データの活用を一変させる可能性がある「情報銀行」の仕組み。パーソナルデータを企業間で流通可能にして、個人が自らの意思で管理し、提供に応じたさまざまなメリットを受けられるようにする。電通系、三菱系が参入を表明したほか、各社が実験を行い参入機会をうかがう。サービスは2019年度に本格化すると見込まれるが、そのインパクトはいかほどか、関係者への徹底取材で探る。
  • 第1回
    2018.10.22
    データの世紀の銀行業「情報銀行」 説明会に想定の4倍超が殺到
    個人データの活用を一変させる可能性がある「情報銀行」の仕組み。その認定事業が2018年12月に始まる。請け負うのは日本IT団体連盟だ。認定事業の説明会には、次世代の“銀行”で新たな事業機会の創出を見込む企業の担当者らが来場。想定の4倍超となる410人の来場者が1時間半にわたる説明に熱心に聞き入った。
  • 第2回
    2018.10.23
    個人情報で利益出す「情報銀行」とは 普及進むか専門家が解説
    「情報銀行」とはつまり何なのか。端的に言うと「個人の関与の下でデータ流通・活用を進める仕組み」である。認定基準作りに関わった野村総合研究所の小林慎太郎氏は、投資信託におけるファンドマネジャーに例える。個人のデータを預かり、適切に運用して、メリットを還元するというのだ。
  • 第3回
    2018.10.24
    「お金配布の風潮は良くない」 情報銀行の普及へ総務省が提言
    米グーグルや米フェイスブックなど海外IT企業に対抗し、日本独自の個人データ活用を目指す情報銀行の取り組みは成功するのか。認定団体の説明会の前日となる2018年9月18日、都内で講演した総務省情報流通行政局情報通信政策課の飯倉主税氏は「お金で個人情報を切り売りするだけでは広がらない」と警鐘を鳴らした。
  • 第4回
    2018.10.25
    「情報銀行」に慎重を期す電通 消費者起点が普及の条件
    日本IT団体連盟は2018年12月に情報銀行の認定事業を始める。この認定取得の方針をいち早く固めたのが、電通テック子会社のマイデータ・インテリジェンス(東京・千代田)だ。同社は18年9月に設立され、19年春に情報銀行サービス「MEY(ミー)」の本格開始を予定している。
  • 第5回
    2018.10.29
    個人情報の仲介役、GAFAと異なる立ち位置で勝機狙うベンチャー
    電通、三菱UFJ信託銀行など大手企業が相次ぎ参入を表明する「情報銀行」。ここに挑むベンチャー企業がDataSign(東京・渋谷)だ。同社の太田祐一社長は情報銀行という言葉が生まれる以前から、消費者の意思とは無関係にパーソナルデータが利用されていることに強い危機感を抱いていた。
  • 第6回
    2018.10.30
    ヤフー、ドコモ、J.Score…情報銀行に距離を置く信用スコア各社
    さまざまな個人データを独自手法で分析して得た「信用スコア」に基づくビジネスが、2018年10月から本格的に動き始めた。参入したみずほ銀行とソフトバンク系、ヤフー、NTTドコモは、情報銀行の認定なしに事業や実験を進める構え。信用スコア事業と情報銀行との接点や違いを各社の考えから明らかにする。
  • 第7回
    2018.10.31
    独自路線で情報銀行を標榜 NIPPON Platformの構想と課題
    国内外の決済ブランドと提携するベンチャー、NIPPON Platform(旧NIPPON PAY、東京・品川)が、情報銀行に名乗りを上げた。2018年11月に「情報信託銀行コンソーシアム」を設立し、19年4月に情報銀行「NIPPON Social Bank」を設立すると公表。しかし実態は情報銀行とは似て非なるものだった。
  • 2018.12.11
    【特集連動】「ユーザー体験の改善」を認知してもらうことがカギ
    「情報銀行」が2019年春にスタートしようとしています。日経クロストレンドではその動向を解説した特集「情報銀行は離陸するか」を掲載しました。情報銀行は「個人の関与の下でデータ流通・活用を進める仕組み」。個人データを活用したマーケティングを展開したり、サービスを開発したりしたい企業にとっては情報を入手しやすくなるメリットが見込まれる一方で、個人にメリットがないと流通が進まないことも課題です。日経クロストレンドのアドバイザリーボードの方々に、情報銀行は広がるか、サービス普及およびパーソナルデータ活用の条件など聞きました。
  • 2018.12.13
    日清食品・深澤氏 消費者の意思を反映しやすいシステムが必要
    「情報銀⾏」が2019年春にスタートしようとしています。⽇経クロストレンドではその動向を解説した特集「情報銀⾏は離陸するか」を掲載しました。情報銀⾏は、個⼈の関与の下でデータ流通・活⽤を進める仕組み。個⼈データを活⽤したマーケティングを展開したり、サービスを開発したりしたい企業にとっては情報を⼊⼿しやすくなるメリットが⾒込まれる⼀⽅で、個⼈にメリットがないと流通が進まないことが課題です。⽇経クロストレンドのアドバイザリーボードの⽅々に、情報銀⾏は広がるか、サービス普及およびパーソナルデータ活⽤の条件などを聞きました。
  • 2018.12.18
    ヨーカ堂・富永氏 情報銀行の理念は良し。しかし、普及しない
    「情報銀⾏」が2019年春にスタートしようとしています。⽇経クロストレンドではその動向を解説した特集「情報銀⾏は離陸するか」を掲載しました。情報銀⾏は、個⼈の関与の下でデータ流通・活⽤を進める仕組み。個⼈データを活⽤したマーケティングを展開したり、サービスを開発したりしたい企業にとっては情報を⼊⼿しやすくなるメリットが⾒込まれる⼀⽅で、個⼈にメリットがないと流通が進まないことが課題です。⽇経クロストレンドのアドバイザリーボードの⽅々に、情報銀⾏は広がるか、サービス普及およびパーソナルデータ活⽤の条件などを聞きました。

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