誠品生活が流行するワケ

【1】広域集客できる立地
 業態が近い蔦屋書店は、東京駅から東側が手薄(下図)。誠品生活は、JR総武本線新日本橋駅直結の高層ビルに入り、千葉方面からの集客も見込める。「コレド室町」にも近く、買い回りも期待できる。

■蔦屋書店は東京の西側に集中
■蔦屋書店は東京の西側に集中
注)赤字は蔦屋書店の店舗
誠品が入る建設中のコレド室町テラス
誠品が入る建設中のコレド室町テラス

【2】空前の台湾ブーム
 台湾に旅行する人が急増し、タピオカミルクティーの人気が爆発するなど、空前の台湾ブームも追い風。日本橋では、台湾レストランや台湾ティーなど食物販も強化する予定で、行列は必至だ。

10月上旬の「東京タワー台湾祭」も連日大混雑だった
10月上旬の「東京タワー台湾祭」も連日大混雑だった

【3】文化が薫る体験
 誠品生活の強みは、その土地の文化を生かしたイベント力にある。日本橋にも料理スタジオや本格的なガラス工房を常設し、いつ来ても何らかの体験ができる。日本橋に足りなかった滞在性を補完する。

【4】目利きによる良質な選書
 はやりの本だけでなく、専門書でも良書であればまっとうに売る。インターネット全盛だからこそ、アナログな選書が受ける。実際に東京ミッドタウン日比谷では同様のコンセプトで成功した。

東京ミッドタウン日比谷
東京ミッドタウン日比谷
誠品生活日本橋ではさらに選書を強化する
誠品生活日本橋ではさらに選書を強化する

写真提供/誠品生活

※次回は11月13日に公開予定