さまざまなカテゴリーで月額制サービスが登場し、サブスクリプション化が進む。とはいえ、自社ですぐサブスク事業を立ち上げることにハードルを感じる企業も少なくないだろう。そうした企業には、既存のプレーヤーと組んで、マーケティング施策に活用するのも1つの手段だ。

 寝具メーカーのエアウィーヴ(東京・中央)は2018年8月15日に、エアークローゼット(東京・港)の月額制衣料レンタルサービス「airCloset」上で、マットレスのレンタルを開始した。狙いはairClosetの利用者に、自社のマットレスを体験してもらうことだ。マーケティング施策の一貫としてairClosetを活用した。3万5000円(税抜き)の商品が1カ月2400円(同)からで、最大の3カ月だと6000円(同)の料金で貸し出した。ところが、開始早々に用意した数を超える申し込みが寄せられ、即日すべての在庫の貸し出しが決まった。現在は受け付けを中止している。

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