サブスクリプションビジネスの本質をどう捉えればよいのか。インターネットビジネス黎明期から企業のデジタル変革を支援してきたD4DR(東京・港)社長の藤元健太郎氏に聞いた。藤元氏は技術の進化とともに、企業とユーザー双方が直接つながることを求めている社会変化が一因としてあると指摘する。

D4DR 代表取締役の藤元健太郎氏
D4DR 代表取締役の藤元健太郎氏

サブスクリプション事業の可能性をどう見ているか。

藤元 D4DRはコンサルティング会社として、企業のデジタルトランスフォーメーション、つまりデジタルによる既存ビジネスの活性化、転換の手伝いをしている。一部の商品をECで販売するというような部分最適のデジタル化のフェーズは終わっていて、自社のビジネス全体を変えていくニーズが増えている。

 サブスクリプションは、ビジネスモデルを変えていく優良な方法論の一つとしてある。

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