※日経トレンディ 2018年10月号の記事を再構成
「バイヤーズグランプリ」(日本アクセス)の入賞商品や編集部が選んだ注目商品から、2018年下半期にブレイク必至の食品を予測する本特集。特集の締めくくりは、前回に続いて今後の食品ヒットを占うキーワードを紹介する。注目の「新人乳酸菌」「ワンパンクッキング」「失敗しらず」「ワザあり味噌汁」とは?

近年の健康ニーズの高まりを背景にして、乳酸菌などを取る「菌活」熱は高まる一方だ。18年下半期は、満を持して食品や飲料の大手が参入する。ハウスウェルネスフーズが「L-137」、大塚製薬が「B240」を“新人乳酸菌”としてデビューさせるのだ。前者はドリンクや粉末スティックタイプの製品の他、ハウス食品グループの「バーモントカレー」などにも展開し、家庭の食卓の定番化を狙う。一方、大塚製薬は体調管理をサポートする乳酸菌入りスポーツ飲料を提案。いずれも得意分野で真っ向勝負を挑んでいる。
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