ディープラーニング活用最前線
ディープラーニング活用は未来の話でない。多くの企業の業務を変革し始めた。本連載では、ディープラーニング活用事例を(1)人の“眼”となり単純作業から開放する、(2)“五感”を担い行動予測や異常検知を実現する、(3)現実社会に柔軟に対応するロボットや自動運転、(4)人の創造活動を支援する──こうした4分野で活用事例を深掘りし、紹介していく。
  •  ヤフー、店頭ガソリン価格をドラレコとAIで“クローリング”
    第34回
    2019.07.16
    ヤフー、店頭ガソリン価格をドラレコとAIで“クローリング”
    リアルとデジタルの2つの世界をつなぐため、画像認識にAIを使った実証実験をヤフーが実施した。ガソリンスタンドでの店頭価格やコインパーキングの満空情報などを、130台の物流車両が“クローリング”してデジタルに取り込んだ。実用化への課題も分かってきた。
  • トラックの人手不足問題に一石、ナンバーをAIで読み取り効率化
    第33回
    2019.07.12
    トラックの人手不足問題に一石、ナンバーをAIで読み取り効率化
    トラックのドライバー不足問題に一石を投じる。増員ではない。物流システムのモノフル(東京・港)がトラックのナンバープレート画像をディープラーニングで認識。物流拠点での“荷待ち時間”の短縮を図る。
  • ごみ焼却炉でもAI活用 運転時間の89%を自動化へ
    第32回
    2019.04.22
    ごみ焼却炉でもAI活用 運転時間の89%を自動化へ
    ごみ焼却炉の自動運転をAI(人工知能)で推進する――。意外な用途でAIの社会実装を進めるのが、技術コンサルティングや開発を手がけるRidge-i(リッジアイ、東京・千代田)だ。第三者割当増資の実施を説明する発表会の場で、AIのユニークなビジネス活用について明かした。
  • AI活用ビジネスの成功要因を体系化へ 東大・松尾氏がチャレンジ
    第31回
    2019.04.01
    AI活用ビジネスの成功要因を体系化へ 東大・松尾氏がチャレンジ
    ディープラーニング(深層学習)分野を日本でリードする東京大学大学院工学系研究科特任准教授の松尾豊氏。同氏が理事長を務める日本ディープラーニング協会では、検定・資格試験を実施し、ディープラーニング人材の育成を進める。日本の社会や産業を変えていくために、松尾氏は何を見据えているのか。
  • 新人運転手も人並みに DeNAがタクシー乗客需要予測をAIで開発
    第30回
    2019.02.20
    新人運転手も人並みに DeNAがタクシー乗客需要予測をAIで開発
    近年、オートモーティブ事業に注力するディー・エヌ・エー(DeNA)は、汎用カメラを使った高精度地図の作製や、タクシー乗車が発生しやすい経路の予測にAI(人工知能)を活用している。このほど開催された技術者向けイベントで、その最先端技術の詳細が明かされた。
  • ドラマ字幕の自動翻訳でプロを超える品質を実現、Rakuten VIKI
    第29回
    2018.12.10
    ドラマ字幕の自動翻訳でプロを超える品質を実現、Rakuten VIKI
    楽天が2013年に買収した米Rakuten VIKIには、プロの翻訳家を凌駕するドラマ字幕の自動翻訳技術がある。その自動翻訳技術を駆使して、韓国ドラマや中国ドラマを中心に、7言語(英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ポーランド語)の字幕の自動作成を2017年から開始している。
  • ディープラーニングは魔法の技術ではない──当事者が語る障壁
    第28回
    2018.12.05
    ディープラーニングは魔法の技術ではない──当事者が語る障壁
    「ディープラーニングは魔法の技術ではない」──書籍『ディープラーニング活用の教科書』の発刊を記念したセミナーで、NTTドコモの開発者、FiNC Technologiesの代表が活用の当事者だから分かるリアルな苦労話を明かした。
  • 乗降データ300万件で交通需要を予測 MaaSも視野に順風路と東芝
    第27回
    2018.12.03
    乗降データ300万件で交通需要を予測 MaaSも視野に順風路と東芝
    未来の交通需要をAIで予測して地図上に見える化する実験が始まっている。道路交通情報など放送関連事業やオンデマンド交通システム「コンビニクル」を運営する順風路(東京・豊島)が東芝デジタルソリューションズ(川崎市)と共同で、実証実験に乗り出した。
  • オムロン、AI活用のドライバー見守り車載センサーを商品化へ
    第26回
    2018.11.26
    オムロン、AI活用のドライバー見守り車載センサーを商品化へ
    オムロンは2019年までに、ドライバーが運転に集中できているかどうかを判定する「ドライバー見守り車載センサー」を商品化する。20年までに発売されるレベル2の自動運転車への採用を目指している。体の動きや顔の向きをディープラーニングで把握する。
  • 普通のAIと優秀なAIの連係プレー 半導体ウエハ外観検査を自動化
    第25回
    2018.11.22
    普通のAIと優秀なAIの連係プレー 半導体ウエハ外観検査を自動化
    電線大手のフジクラは、ディープラーニングの活用でファイバーレーザーを作るためのウエハ外観の検査を自動化した。決め手は優秀なAIと普通のAIによる連係プレー。普通のAIが製造条件の変化の予兆を察知した直後に、優秀なAIに追加の学習を施して変化対応力を高めて実運用につなげた。
  • 路面下の空洞の変化を追跡 陥没の危険性が高い場所を検知
    第24回
    2018.11.20
    路面下の空洞の変化を追跡 陥没の危険性が高い場所を検知
    地質調査大手の川崎地質は、路面陥没を起こす危険性が高い空洞をディープラーニングによって自動検知する仕組みを、2019年夏までに実用化する計画だ。富士通のディープラーニング基盤サービスを活用する。自治体など道路管理者のパトロール車に路面下空洞探査装置を装着し、走行時に得られた探査データを川崎地質に転送して解析。空洞の場所を自動検知する。
  • 存在しない“アイドル顔”を自動生成 京大発ベンチャーがAI開発
    第23回
    2018.11.19
    存在しない“アイドル顔”を自動生成 京大発ベンチャーがAI開発
    京都のスタートアップ企業であるデータグリッドは、クリエイターの仕事をAIに委ねる「クリエイティブAI(人工知能)」の開発を進めている。“何かを作り出すAI”の1つとして、アイドルの顔を「生成」するAIを作成し、今後の新しいAIの利用法を提案する。
  • ロボット「ユニボ」のディープラーニング活用 感情理解に挑戦
    第22回
    2018.11.16
    ロボット「ユニボ」のディープラーニング活用 感情理解に挑戦
    会話を楽しんだり、声の操作で情報を入手したりできる小型のロボット「ユニボ」。人間との高度なコミュニケーションを実現するユニボには、音声認識から個人の認識、会話の内容から趣味や趣向の判別、そして相手の感情の理解まで、幅広くAI(人工知能)の関連技術が使われている。
  • 河川護岸の損傷をAIでチェック 判定結果は河川技術者と同水準
    第21回
    2018.11.15
    河川護岸の損傷をAIでチェック 判定結果は河川技術者と同水準
    建設コンサルタント業務を手がける八千代エンジニヤリング(東京・台東)は、河川の護岸の維持管理にAI(人工知能)を活用し、損傷などの点検を効率化するシステムを構築した。1万枚超の写真の学習、改善を重ねて、河川技術者とAIでほぼ同じ判定結果が得られるようになっている。
  • 画像認識AIを適材適所で 産業廃棄物もブランドバッグも自動判定
    第20回
    2018.11.13
    画像認識AIを適材適所で 産業廃棄物もブランドバッグも自動判定
    オークネット・アイビーエス(オークネットIBS)は、環境改善AI(人工知能)サービス「EDIS(エディス)」を提供する。AIによる画像認識をサービス構築の一つの“道具”としてうまく活用し、導入する産業廃棄物業者の業務効率化を支援する。
  • 無人の油圧ショベルでの自動掘削に成功 フジタがAIで開発進める
    第19回
    2018.11.09
    無人の油圧ショベルでの自動掘削に成功 フジタがAIで開発進める
    ゼネコンのフジタは2018年夏、ディープラーニングを使い、油圧ショベルによる自動掘削に成功した。将来の建機のオペレーター不足を見越して、さまざまなタスクを自動でこなせるよう技術開発を進める。AIスタートアップのDeepX(東京・文京)と経営共創基盤(東京・千代田)と共に開発した。
  • 物件写真をAIで自動分類 大東建託が月3000時間の作業削減へ
    第18回
    2018.11.07
    物件写真をAIで自動分類 大東建託が月3000時間の作業削減へ
    大東建託は部屋探しサイトに掲載する物件情報の写真の登録を、人手頼みからAI(人工知能)を活用したシステムに移行した。年間約30万件という登録作業があるだけに、月間3000時間の作業削減効果を見込める。実現へディープラーニングを活用するうえで、データは豊富ながらも意外な障壁があった。
  • 国内の医療現場で、初のディープラーニング活用機器の実運用
    第17回
    2018.11.05
    国内の医療現場で、初のディープラーニング活用機器の実運用
    低い被曝(ひばく)線量で解像度が同等レベルのCT(コンピューター断層撮影)画像──。キヤノンメディカルシステムズはディープラーニングを活用して、CT画像データのノイズ成分を除去する技術を開発。2018年3月に認可が下り、医療現場で使われ始めた。国内の医療現場でディープラーニング活用機器の実運用は初めて。
  • ホンダの自動運転AI開発の実態 実現に必要な6つの機能とは
    第16回
    2018.11.01
    ホンダの自動運転AI開発の実態 実現に必要な6つの機能とは
    本田技研工業(ホンダ)は本田技術研究所で、ディープラーニングを活用した自動運転技術の研究開発を進めている。既に3台のカメラ情報のみで自動運転を実現するレベルに達している。一般道での走行には、何があるか探索する、リスク予測をするなど6つの機能を確実に実行できるようにする必要がある。
  • 「門外不出のノウハウ」を生かした万引き防止AI、ALSOKが開発
    第15回
    2018.10.30
    「門外不出のノウハウ」を生かした万引き防止AI、ALSOKが開発
    綜合警備保障(ALSOK)は警備員のノウハウを生かした、ディープラーニング活用による万引き予知の実証実験に約10社と一緒に取り組んでいる。教師データは実際の万引き犯の動画像。ガードマンが万引き犯の動作のどこに注目しているのか、学習済みモデルを開発する際に生かしている。

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