「スマホの次」に来るデバイスとして注目されるスマートスピーカー市場において、LINEは「LINE Clova」シリーズを発売し、米アマゾン・ドット・コムや米グーグルといった世界的な強豪と競っている。その差異化として同社が力を入れるのが「キャラクター化」だ。実現へはディープラーニングの活用が鍵を握る。

「ぼくドラえもん」と書くと、特徴的な語り口がすぐに思い浮かぶ人は多いだろう。ドラえもんに限らず話し方にはその人となりが表れ、好きになるきっかけにもなる。
LINEはClovaシリーズを「便利なエージェント」としてだけではなく、利用者が愛着を持って接することができるデバイスとしての「キャラクター化」を推し進めている。すでにLINEのオリジナルキャラクターに加えて、ドラえもんやミニオンズといった広く支持されているキャラクターを採用したスマートスピーカーを発売している。
孫の声のスマートスピーカーも実現へ?
このコンテンツ・機能は有料会員限定です。
- ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
- ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
- ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
- ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー