マグロ養殖事業において、いけすにマグロが何匹いるかを正確に把握することは、コストの半分以上を占める餌の量の最適化を図るうえで重要なことだ。双日は電通国際情報サービス(ISID)と協業し、ディープラーニングでマグロの尾数を把握する取り組みを始めた。当初は関係者も「これは無理」と思った挑戦だが、実証実験で手応えを得て本格開発へ一歩を踏み出した。

鷹島のいけすで、マグロに給餌する様子
鷹島のいけすで、マグロに給餌する様子

 総合商社の双日は2008年、減少するマグロ供給の安定化を目指して、長崎県松浦市鷹島に全額出資子会社の双日ツナファーム鷹島を設立し、マグロの養殖事業を始めた。16年12月には和歌山県串本町にも漁場を取得するなど、設立から10年を経て事業は拡大を続けている。

マグロの尾数の把握が重要

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