昔の白黒フィルムの映像を、カラーで楽しめるようにする──。ディープラーニングの力を使って、人手では時間のかかる映像のカラー化を自動化する取り組みがNHKの番組で進められている。コマ数が多く、さまざまなものが映っている映像を、狙った通りにカラー化するために、試行錯誤が必要だった。

NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール」より。白黒映像(左)の一部をカラー化(右)したもの (c)NHK
NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール」より。白黒映像(左)の一部をカラー化(右)したもの (c)NHK

 2018年8月18日、NHKの毎年恒例の大型音楽番組「思い出のメロディー」が50回目の節目を迎えた。番組では半世紀にわたる歌や歌にまつわる思い出を紹介する中で、1つの特別企画が放送された。それが「“歌でつながる時代”― 『カラーでよみがえる 第1回 思い出のメロディー』」だった。1969年の第1回放送の際に残されていた白黒フィルムの映像から、最新の映像技術を使ってカラー映像を現代によみがえらせたもの。美空ひばりや北島三郎、森進一をはじめとした出演者の当時の白黒映像が、50年たって生き生きとカラーで動きだしたのだ。

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