データを基に、AI(人工知能)とIoTを駆使して顧客一人ひとりに最適化した商品を届ける“究極”のパーソナライゼーションは、ベンチャー企業にまで裾野が広がっている。菓子やサプリメントなど、さまざまな分野でパーソナライズ化が進む。

「味覚」をデータ化して、菓子の詰め合わせを顧客ごとにオーダーメードする「snaq.me」
「味覚」をデータ化して、菓子の詰め合わせを顧客ごとにオーダーメードする「snaq.me」

 スナックミー(東京・中央)の「snaq.me」は、月額1600円(税別)で8種類のお菓子のセットが毎月届くサブスクリプションサービスだ。クッキー、ドライフルーツ、ナッツなど170種類を超える菓子を用意しており、その中から利用者の好みに合わせてAI(人工知能)が8つを抽出して、一人ひとりに異なる詰め合わせとして配送する。利用者の95%を女性が占める。特に20~40代が多い。

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