成果を上げたマーケティング施策やヒット商品開発が直面した「決断」の真相を追う本特集。安売りの常態化、人口減少によるマーケットの縮小という“二重苦”にあえいでいたライオンのロングセラーブランド「クリニカ」は、どのようにしてよみがえったのか。まずは、ブランド再生プロジェクトのカギを握るコンセプト「予防歯科」が採用された背景に迫る。そして第2回(9月3日公開)では、消費者の共感を引き出す仕掛けや、新生クリニカの「現在地」をレポートする。

クリニカの現ブランドマネジャー、横手弘宣氏。2014年の大リニューアル時から同ブランドに携わり、16年にライオンで最年少のブランドマネジャーに抜擢された
クリニカの現ブランドマネジャー、横手弘宣氏。2014年の大リニューアル時から同ブランドに携わり、16年にライオンで最年少のブランドマネジャーに抜擢された

 誰もが知るロングセラーブランドであるが故、抱えるジレンマはあまりにも底が深い。毎回のようにチラシの目玉商品として扱われ、売り上げは立つものの利益は低水準。いつしか消費者に安売りイメージが根付いてしまう。さらに、急速な人口減少社会に突入した日本で、かつてのように良いものさえ出せば市場が拡大していくわけでもない。

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