AI(人工知能)の活用で今、米シアトルが活気を帯びている。その震源地となっているのが米アマゾン・ドット・コムである。クラウドやAIスピーカーのビジネス、バックオフィスなど様々な職種でAI人材を募集している。シアトル中心部ではアマゾンが入居するとみられる大型のオフィスビルの開発が進み、大手百貨店の売り場がアマゾンのオフィスに転換されている。

ボーイング、マイクロソフトに続いてシアトルの主役となっているのは、やはり米アマゾン・ドット・コムだ。シアトル市のダウンタウンに本社を構え、5万人近くが勤務しているという。シアトル市の人口が約70万、隣のベルビュー市が約15万なので、単純計算でおよそ16人に1人がアマゾンの従業員という計算もできる。家族も含めれば、街中には相当高い確率でアマゾン関係者がいることになる。
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