AI(人工知能)の活用で今、米シアトルが活気を帯びている。シアトルとその周辺に、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、ワシントン大学などが中心となって作り上げたエコシステムに中国やシリコンバレーの大手テックジャイアント、さらには大学までもが続々と進出している。

シアトルは西から中国のテックジャイアント、南からはシリコンバレーの大手、米国内からは大学が続々と進出してきている
シアトル市の対岸にあるベルビュー市の中心部にある16階建てのオフィスビル。一見、米銀行が入居する普通のビルだが、そこにはシアトルのAIエコシステムで起きている、新たな動きが凝縮されている。

ベルビューにある中国のテックジャイアントが多く入居するビル
オフィスの入居者を見ると、バイドゥ、テンセントアメリカ、ファーウェイという中国のテックジャイアントが軒並み名を連ねているのである。各社ともシアトルでAI関連の人材の獲得や、R&D(研究開発)を行っているといわれている。
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